代入文
プログラムで最も多く使われる文が代入文です。 代入文の書き方は
です。
「式の値を計算し、結果に名前をつける」と説明したものと同じです。 「式の値を計算し、名前で示された変数に代入する」という言い方をすることもあります。
数値リテラルも式の一種です。 演算をしていなくてもリテラル1つだけを式の部分に書いた形の代入文も可能です。
数の演算
演算記号を用いた数の演算は ECMAscriptでは5種類あります。
加算
- たし算は + で表します。
js> 2 + 3 5
減算
- ひき算は - で表します。
js > 10 - 3 7
乗算
- かけ算は * で表します。
js> 4 * 2 8
除算
- わり算は / で表します。
js> 12 / 4 3 js> 12 / 5 2.4
剰余
- 余りを求める演算を % で表します。
js> 10 % 3 1 js> 1.9 % 0.5 0.399999999
演算の順序
+ - より * / % の方が先に計算されます。
js> 2 + 3 * 5 17
3*5 が先に計算され、その結果の15が2に加えられ、答は17になります。 2+3を先に計算したいときは括弧をつかって
- (2+3) * 5
と書きます。
+ - がいくつか並んでいるときは左から順に計算されます。
js> 6 - 2 + 3 7
* / % がいくつか並んでいるときは左から順に計算されます。
js> 10 / 2 * 3 15 js> 3 * 5 % 2 1