== 代入文 ==

プログラムで最も多く使われる文が代入文です。
代入文の書き方は
 . {{attachment:namae2.png}}
です。

「式の値を計算し、結果に名前をつける」と説明したものと同じです。
「式の値を計算し、名前で示された変数に代入する」という言い方をすることもあります。

数値リテラルも式の一種です。
演算をしていなくてもリテラル1つだけを式の部分に書いた形の代入文も可能です。

----
=== 数の演算 ===

演算記号を用いた数の演算は ECMAscriptでは5種類あります。

加算
 . たし算は + で表します。
 {{{
js> 2 + 3
5
 }}}

減算
 . ひき算は - で表します。
 {{{
js > 10 - 3
7
 }}}

乗算
 . かけ算は * で表します。
 {{{
js> 4 * 2
8
 }}}

除算
 . わり算は / で表します。
 {{{
js> 12 / 4
3
js> 12 / 5
2.4
 }}}

剰余
 . 余りを求める演算を % で表します。
 {{{
js> 10 % 3
1
js> 1.9 % 0.5
0.399999999
 }}}
----

=== 演算の順序 ===

+ - より * / % の方が先に計算されます。
 {{{
js> 2 + 3 * 5
17
 }}}
3*5 が先に計算され、その結果の15が2に加えられ、答は17になります。
2+3を先に計算したいときは括弧をつかって
 . (2+3) * 5
と書きます。

+ - がいくつか並んでいるときは左から順に計算されます。
 {{{
js> 6 - 2 + 3
7
 }}}
* / % がいくつか並んでいるときは左から順に計算されます。
 {{{
js> 10 / 2 * 3
15
js> 3 * 5 % 2
1
 }}}