welcome: please sign in
location: etoys本を使った作品(2)

本を使った作品(2)

本を使った作品を作ります。

前回の内容

今回の内容

次回の予定


ページの進め方を考える

前回、本全体の構成を考えたことと思います。

ここではページの進め方を考えます。

どのページに進むかは、自由に指定できます。

1つのページから複数のページに進むことを考えてもよい。

いくつかの例をあげます。

例1

最初のページでは(本を読む人にとって)この方法が分かりやすい。

例2(例1の応用)

何かの動作が完了してから、 あるオブジェクトをクリックするとページが進む。 動作が完了するまでは進めない。

例3

本を読むように自動的に進むページ

例4

その他

のも面白いと思います。

例5

時間はカウンタを使って計ります。


ページを初期化するスクリプト

ページが変わったときは 初期化の作業が必要です。

たとえば次のような処理を行います。

それぞれのページに初期化のスクリプトを

方法で作成します。

ボタンらしくない普通のオブジェクトのスクリプトとして作成してよい。

本の3ページ目の初期化スクリプトを 花のスクリプトとして作成した例です。


ページを変えるスクリプト

ページを変えるだけなら 本のページを指定するだけで済みますが 移った先のページの初期化も合わせて行うこと。

初期化を行わないと、何回も読むことができなくなります。

例1

あるオブジェクトをクリックすると、別のページに移動する例です。

クリックするオブジェクトにより、異なるページに移動することもできます。

例2

主人公が動いて、目的の場所(りんごのところ)に着いたら 別のページに移動する例です。


ページを変えるスクリプト作成上の注意

ページを変える処理の部分では

の2つを行います。

注意1

複数のオブジェクトからタイルを配置する必要があります。

異なるページにあるオブジェクトもあります。

注意2

ページを変える処理はページを変えるときに1回だけ行うことに注意してください。

他のスクリプトを1回だけ行うには ビューアのスクリプトの中にある 行いたいスクリプトをドラッグして配置します。

ビューアのスクリプティングの中にある スクリプトを実行するのタイルを使っても同じです。

次の2つの違いに注意してください。


スクリプトの状態と動作

スクリプトは

に分けられます。

どんなときに実行されるかにより、設定が異なります。


他のバージョンのeToysにおける注意

eToysのバージョンによっては 別のページにあるオブジェクトのビューアを表示しようとして、 本のページを変えると開いていたビューアやスクリプトが消えてしまうことがあります。

このような場合には スクリプトを作成するオブジェクトがあるページを開いたままで 作業をしてください。

他のページにあるオブジェクトのビューアを表示させるには プレイヤー一覧を表示させ、 望みのオブジェクトの目のマークをクリックします。


デバッグ時の注意

動作を確認するために 元のページに戻ろうとして 本のページを変えても すぐに次のページに進んでしまうことがあります。

たとえば上の例2 で示したスクリプトを使った場合、 主人公がりんごとぶつかったらページ3に進みます。

ページ3に進んだとき、 主人公のいる元のページはこのような状態になっています。

このページを表示させようとページを変更しても 一瞬表示されるだけで すぐにページが進められてしまいます。 主人公のスクリプトがチクタクで動作しているからです。

このページを表示させるには プレイヤー一覧から、そのページで動作しているオブジェクトのビューアを表示させ、 スクリプトの動作を止めてから ページを変えます。

etoys本を使った作品(2) (最終更新日時 2012-07-20 00:23:00 更新者 masahiko)