3次元CGとは
コンピュータグラフィックスは一般的に使われるようになってきましたが、その範囲はたいへん広く、
- ビットマップで表された画像の処理を行うもの
- 座標で表されたベクトルデータを扱うもの
- 3次元を扱うもの
の3つに大きく分けられます。
この授業で扱うのは3番目のもので、その技術は映画やアニメーションにも利用されています。
物体の形、大きさ、位置、材質(色、反射率、…)、光の当たり具合、カメラ位置などの情報をデータ(数値)として与えることで、コンピュータ上で(仮想空間内で)情景を作成し、それをもとに 計算によって画像を作成 するものを3次元CGといいます。
形状作成などの作業をモデリングといいます。
画像を生成するための計算のことをレンダリングといいます。
レンダリングには光線の進み方を追跡する方法で計算するレイトレーシングを用います。
モデリングした情報を他の情景で再利用することができます。 これによりアニメーションが簡単にできます。
レンダリングした結果はビットマップ画像(デジカメなどの画像と同じ)になります。