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1つのスクリプトで考える

動作のタイルを引き出してならべることで、スクリプトをつくることができました。

スクリプトを簡単に作ることができるのですが、 たくさんのスクリプトが同時に(チクタクで)動いていると どのように動作しているのかわかりにくくなってしまいます。

ここでは1つのスクリプトだけを使った動作を考えてみましょう。

1つのもの(オブジェクト)について1つのスクリプトで考えましょう。


条件を含まないスクリプト

動作を表すタイルを並べて作ります。

1回の実行ごとに、並べた順に実行されます。

3つの命令(タイル)を並べました。

1回実行すると

  1. いぬを5進める
  2. いぬを5度回す
  3. 端にぶつかったら向きを変える

の順に行われます。

チクタクにすると、それが1秒間に8回行われます。


全体が1つのテストタイルのスクリプト

スクリプトの中にテストタイルを1つ配置し

書きます。

注意

条件には 「以下のモーフが次のものと重なっているか」 を使いましょう。

次のように実行されます。

次のように実行されます。


動作のタイルとテストタイルを並べたスクリプト

順に並べられたタイルはその順に実行されます。

テストタイルがあるとそこでは条件判定が行われ、 はいいいえのどちらかの処理が実行されます。

次のように実行されます。

  1. いぬを5進めます
  2. 端にぶつかったら向きを変えます
  3. いぬがおやつと重なったときは

    • いぬを5度回します

いぬがおやつと重ならなかったときは

  1. いぬを5進めます
  2. 端にぶつかったら向きを変えます

だけが行われることになります。


応用

上記の考え方を組み合わせて使うことができます。

テストタイルを2つ使った例です。

どのような動きになるか考えましょう。

etoys1つのスクリプトで考える (最終更新日時 2012-04-27 00:44:04 更新者 masahiko)