スクリプトの起動と停止
これまでスクリプトを実行したり停止したりするには、ビューアやスクリプト自身を表示して や をクリックして行っていました。
スクリプト内から他のスクリプトを実行したり、他のスクリプトや自分自身を停止したりすることができます。
スクリプトを実行したり停止したりするための命令は スクリプティングのカテゴリにあります。
- スクリプトをスタートする
- スクリプトをストップする
を使います。
例
条件が成り立つ前と後とで、全く異なった動きをさせたい場合を例として説明します。
おおまかな手順
- 条件が成り立つ前の動きのスクリプト(スクリプト1とする)を作る。
- 条件が成り立った後の動きのスクリプト(スクリプト2とする)を作る。
- 条件判定を行い、スクリプトのスタートとストップをする。
動きのスクリプトを2つ作ります。 1つは条件が成り立つ前の動き、 もう1つは条件が成り立った後の動きです。
1つずつ動作を確認した後、 ポーズまたはノーマルにして動作を停止しておきます。
ビューアで、 すべてのスクリプトがポーズまたはノーマルになっていることを確認します。
スクリプトの名前も確認しておきます。
以下では
- 「スクリプト1」が条件が成り立つ前の動き
- 「スクリプト2」が条件が成り立った後の動き
として説明します。
スクリプトを切り替える
スクリプト1が動作中に、 あるものにぶつかったらスクリプト2を動作させるようにします。
条件が成り立つ前の動きに対応するスクリプト内に記述します。
- この例ではスクリプト1です。
1)テストタイルを配置して ぶつかったことの判定を記述します。
2)はいの右にスタートするタイルを配置します。
3)空スクリプトと表示されている左にある緑の▲▼をクリックして、 スタートさせたいスクリプトの名前を選びます。
- スクリプト2を選びました。
この状態でスクリプト1を動作させると、 ぶつかったときにスクリプト2がスタートしますが、 スクリプト1も動作しているので、 両方の動きが混在して変なことになってしまいます。
4)スクリプト2をスタートさせたらすぐに、 自分自身(スクリプト1)をストップします。
- 上と同様の方法で追加し、次のようにします。
- 必ず、スタートするの下にストップするを入れること。
スクリプト1をスタートして動作を確認しましょう。