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変数の宣言は次のような形式で行うと説明しました。 {{attachment:hensu1.png}} Javaでは別の書き方もあります。 1つは変数の宣言と代入(初期化)を同時に行うものです。 {{{#!java int k = 1000; }}} は次と同じ結果になります。 {{{#!java int k; k = 1000; }}} 宣言の構文と代入文の構文をつなげた形をしています。 代入文はこのような構文でした。 {{attachment:koubun04.png}} この文の前に'''型'''が書かれた形です。 配列の宣言と割り当てを一度に行う書き方もこの構文に対応します。 {{{#!java double[] x = new double[1000]; }}} この書き方を使うと、for文でくりかえしのためにつかう変数をその場で宣言することができます。 この場合、ここで宣言した変数はこのブロック内でしか使えません。 {{{#!java for (int i = 0; i < 5; i++) { // i はこのブロック内でしか使えない ... } }}} ---- 変数宣言の構文は次のようになります。 {{attachment:hensu6.png}} ---- === 配列の初期値 === 配列の初期値は次のように記述して指定できます。 {{{#!java int[] k = { 5, 3, 10, 21, 2 }; }}} この例では、大きさ5の配列が作られ、k[0]=5; k[1]=3; ... に初期化されます。 配列 k の大きさは k.length で知ることができます。 ---- === 定数 === 定数は値を変更できない変数として定義します。 修飾子として static final を付け、変数の定義と同時に値を初期化します。 記述する位置はclassの内側でmainなどのメソッド(関数)の外側です。 <<BR>>classのすぐ後に書けばよい。 {{{#!java public class Sample { static final int XSIZE = 100; public static void main(String[] args) { ... } } }}} static や final は修飾子と呼ばれます。 意味は次のとおり。 static :: 静的 final :: 変更できない public :: 他からも参照できる |
配列の宣言と初期化
変数の宣言は次のような形式で行うと説明しました。
Javaでは別の書き方もあります。
1つは変数の宣言と代入(初期化)を同時に行うものです。
1 int k = 1000;
は次と同じ結果になります。
宣言の構文と代入文の構文をつなげた形をしています。 代入文はこのような構文でした。
この文の前に型が書かれた形です。
配列の宣言と割り当てを一度に行う書き方もこの構文に対応します。
1 double[] x = new double[1000];
この書き方を使うと、for文でくりかえしのためにつかう変数をその場で宣言することができます。 この場合、ここで宣言した変数はこのブロック内でしか使えません。
変数宣言の構文は次のようになります。
配列の初期値
配列の初期値は次のように記述して指定できます。
1 int[] k = { 5, 3, 10, 21, 2 };
この例では、大きさ5の配列が作られ、k[0]=5; k[1]=3; ... に初期化されます。 配列 k の大きさは k.length で知ることができます。
定数
定数は値を変更できない変数として定義します。
修飾子として static final を付け、変数の定義と同時に値を初期化します。
記述する位置はclassの内側でmainなどのメソッド(関数)の外側です。
classのすぐ後に書けばよい。
static や final は修飾子と呼ばれます。 意味は次のとおり。
- static
- 静的
- final
- 変更できない
- public
- 他からも参照できる