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2011-09-20 02:33:00時点のリビジョン1
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編集者: masahiko
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2011-09-26 06:27:06時点のリビジョン11
サイズ: 2594
編集者: masahiko
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----
=== 配列の宣言 ===

変数の宣言は次のような形式で行いました。
 {{attachment:hensu1.png}}

配列も同様の形式で宣言できます。

配列の型は
 . 構成要素の型の後ろに [ ] をつけたものです。


 . double型の配列 x の宣言
 . int型の配列 aとb の宣言
 {{{#!java
 double[] x;
 int[] a, b;
 }}}

----
=== 配列の割り当て ===
配列の割り当て(作成)はnewを使って行います。
 . newは新しいオブジェクトを作るときに使います。

 . double型の配列 x に1000個からなる配列を割り当てる。
 {{{#!java
 double[] x;
 x = new double[1000];
 }}}
 . int型の配列 a に100個からなる配列を、b に200個からなる配列を割り当てる。
 {{{#!java
 int[] a, b;
 a = new int[100];
 b = new int[200];
 }}}
----
=== 例 ===
配列の宣言により、変数 a の値を保持する領域が用意される。
 {{{
 int[] a;
 }}}
 . {{attachment:hairetu1.png}}
new により指定の大きさの配列が作られる。
 {{{
 new int[100];
 }}}
 . {{attachment:hairetu2.png}}
作られた配列オブジェクトのアドレスを変数aに代入することで、aを用いて配列を利用できるようになる。
 {{{
 int[] a;
 a = new int[100];
 }}}
 . {{attachment:hairetu3.png}}

宣言文と実行文
 * int[] a; は宣言文です。
 * a = new int[100]; は実行文です。
配列を実際に割り当てるのは実行文の方です。
したがって、配列の大きさは実行時に指定できることが分かります。

----
=== 配列の宣言と初期化 ===

配列の宣言と割り当てを一度に行う構文もあります。

 {{attachment:hensu6.png}}

 {{{#!java
 double[] x = new double[1000];
 }}}

----
=== 配列の初期値 ===
配列の初期値は次のように記述して指定できます。
 {{{#!java
 int[] k = { 5, 3, 10, 21, 2 };
 }}}
この例では、大きさ5の配列が作られ、k[0]=5; k[1]=3; ... に初期化されます。

----
=== 補足 ===
配列の宣言は
 {{{
 int[] a;
 }}}
ではなく
 {{{
 int a[];
 }}}
と書く方法もあります。

1番目の書き方は'''int配列型の変数a'''、
2番目の書き方は'''int型aの配列'''
と読めます。
どちらでもかまわないのですが、1番目の方がなんとなくオブジェクトっぽくて、
説明の図とあっているように見えませんか。

配列の宣言と初期化


配列の宣言

変数の宣言は次のような形式で行いました。

  • hensu1.png

配列も同様の形式で宣言できます。

配列の型は

  • 構成要素の型の後ろに [ ] をつけたものです。

  • double型の配列 x の宣言
  • int型の配列 aとb の宣言
       1  double[] x;
       2  int[] a, b;
    


配列の割り当て

配列の割り当て(作成)はnewを使って行います。

  • newは新しいオブジェクトを作るときに使います。

  • double型の配列 x に1000個からなる配列を割り当てる。
       1  double[] x;
       2  x = new double[1000];
    
  • int型の配列 a に100個からなる配列を、b に200個からなる配列を割り当てる。
       1  int[] a, b;
       2  a = new int[100];
       3  b = new int[200];
    


配列の宣言により、変数 a の値を保持する領域が用意される。

  •  int[] a;
  • hairetu1.png

new により指定の大きさの配列が作られる。

  •  new int[100];
  • hairetu2.png

作られた配列オブジェクトのアドレスを変数aに代入することで、aを用いて配列を利用できるようになる。

  •  int[] a;
     a = new int[100];
  • hairetu3.png

宣言文と実行文

  • int[] a; は宣言文です。
  • a = new int[100]; は実行文です。

配列を実際に割り当てるのは実行文の方です。 したがって、配列の大きさは実行時に指定できることが分かります。


配列の宣言と初期化

配列の宣言と割り当てを一度に行う構文もあります。

  • hensu6.png

  •    1  double[] x = new double[1000];
    


配列の初期値

配列の初期値は次のように記述して指定できます。

  •    1  int[] k = { 5, 3, 10, 21, 2 };
    

この例では、大きさ5の配列が作られ、k[0]=5; k[1]=3; ... に初期化されます。


補足

配列の宣言は

  •  int[] a;

ではなく

  •  int a[];

と書く方法もあります。

1番目の書き方はint配列型の変数a2番目の書き方はint型aの配列 と読めます。 どちらでもかまわないのですが、1番目の方がなんとなくオブジェクトっぽくて、 説明の図とあっているように見えませんか。

配列の宣言と初期化 (最終更新日時 2011-10-12 00:25:22 更新者 masahiko)