着物をトレースする
顔のトレースが終わり、このようになっていることと思います。
ここでは着物のトレースを行います。 重なりを考えて着色できるようにトレースします。
- 着物だけをトレースします。
- 手、うちわ、は描かなくてよい。
- うちわに隠れている部分も予想して描く。
トレースの手順はいろいろありますが、 手前の部品から順にトレースする方法を解説しています。 他の手順でトレースしてもかまいません。 ちゃんと着色できればOK。
レイヤーの準備と確認
「顔」レイヤーは「ロック」し「非表示」にします。
- 「ロック」することで「顔」レイヤーが編集できないようになります。
- 「非表示」にすることで「顔」レイヤーが表示されない状態になります。
「着物」という名前のレイヤーを新しく作ります。
- 「顔」レイヤーの全面に作りました。
「着物」レイヤーが選択されている状態で、以下の作業を行います。
レイヤーはこのようになっています。
右の袖を描く
着物全体を見ると、右の袖が一番手前にあるように思えます。 ここから描くことにしました。
袖口の上側を描きます。
着色し、袖口の内側を描きます。
- 手に隠れている部分も予想して描きます。
- 先に描いた部分との境目は、すこし重なるように描きます。
- 重なる部分は適当に描いてよい。
着色し、「背面に送る」 とこのようになります。
袖を描きます。
- 帯などより手前になっている部分だけを描きました。
- 上の部分とつながっているように見せるために、上側は閉じていない曲線にしてあります。
帯を描く
帯は前側と後ろ側の2つに分けて描きました。
- 境目の部分は、重なるように描きます。
着色し、背面に送るとこのようになります。
残りの部分を描く
同様にして、着物の残りの部分を描きます。
確認
顔レイヤーを表示して、全体を確認します。