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2010-06-02 00:37:46時点のリビジョン1
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編集者: masahiko
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2010-06-03 12:58:54時点のリビジョン14
サイズ: 4138
編集者: masahiko
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オブジェクトがある範囲内にあることを、どうやって判定したら良いでしょうか?
 . {{attachment:jouken01.png}}
これまでは'''重なっているか'''という判定をつかってきました。
 . {{attachment:jouken09.png}}
この方法では、2つのオブジェクトがちょっとでも触れていれば'''はい'''となりました。
 . {{attachment:jouken02.png}} {{attachment:jouken03.png}} {{attachment:jouken04.png}}
----
=== 座標を使う ===
位置は座標で表されているので、座標の値を使って判定ができます。

 . ビューアでx座標の項目を表示し、項目名のところをつかんで引き出すとこのようになります。
 . {{attachment:jouken10.png}}
 . 属性値を設定するときは、矢印のところをつかんで引き出しましたが、今回はつかむところが異なります。
 . このタイルは条件(テスト)の場所や、計算式の一部分に配置することができます。
==== 例1 ====
 . x座標のタイルをテストの場所に配置し、数値を修正しました。
 . {{attachment:jouken11.png}}
 . いぬのx座標が200より小さいとき'''はい'''の右の命令(記入されていません)が行われ、
 . それ以外のとき'''いいえ'''の右の命令(記入されていません)が行われます。
 . <<BR>>
 . Etoysの座標はこのようになっています。
  . {{attachment:zahyo02.png}}
 . いぬが色の付いた範囲内にあるとき、例1の条件が成り立ちます。
  . {{attachment:jouken15.png}}
----
=== 複数の条件 ===
図の範囲内の条件を考えます。
 . x座標が200より小さい
 . y座標が300より小さい
 . の2つの条件が成り立つ場合に対応します。
  . {{attachment:jouken16.png}}
 . テストタイルを2つ組み合わせて使います。
 . 1つ目のテストに「x座標が200より小さい」という条件を書き、
 . 1つ目のテストタイルの'''はい'''のところに2つ目のテストタイルを配置します。
 . 1つ目のテストに「y座標が300より小さい」という条件を書きます。
  . {{attachment:jouken17.png}}
 . 1つ目のテストが成り立つとき、対応する'''はい'''の部分が実行されます。
 . ここにもテストがあるので、さらに条件判定が行われ
 . 2つ目のテストも成り立つとき、赤で示した部分に書かれた処理が行われます。
----
=== 差による判定 ===
犬と青い丸の横方向の位置(X座標)が近いという条件を考えます。
 . 犬にも丸にも大きさがありますが、中心座標で判定するものとします。
  . {{attachment:jouken05.png}}
  . {{attachment:jouken06.png}}
 . 上下位置(Y座標)は条件に含まないことにします。(上下どこでもよい)
  . {{attachment:jouken07.png}}
 . X座標の差が20より小さいとすると条件は
  . いぬのx座標 - 青い丸のx座標 < 20
  . いぬのx座標 - 青い丸のx座標 > -20
 . の2つになります。
上の例のように2つのテストタイルを使ってもできますが、関数を使って1つの条件で書くことができます。
 . 絶対値 | | を使うと1つの式に書けます。
  . |いぬのx座標 - 青い丸のx座標| < 20
 . 絶対値をとる関数は abs( ) です。
  . abs(いぬのx座標 - 青い丸のx座標) < 20
 . という式を作ります。
次のような手順で配置できます。
 . テストタイルを配置します。
 . スクリプトの道具箱から abs() を取り出し配置します。
  . {{attachment:jouken18.png}}
 . abs( )の中にある右向きの△をクリックします。
  . {{attachment:jouken12.png}}
 . 2つの数の部分に、いぬのx座標 と 青い丸のx座標 を入れます。
  . {{attachment:jouken13.png}}
 . 演算と数値を修正します。
  . {{attachment:jouken14.png}}
 . {{attachment:jouken08.png}}

属性と条件

オブジェクトがある範囲内にあることを、どうやって判定したら良いでしょうか?

  • [添付]

これまでは重なっているかという判定をつかってきました。

  • [添付]

この方法では、2つのオブジェクトがちょっとでも触れていればはいとなりました。

  • [添付] [添付] [添付]


座標を使う

位置は座標で表されているので、座標の値を使って判定ができます。

  • ビューアでx座標の項目を表示し、項目名のところをつかんで引き出すとこのようになります。
  • jouken10.png

  • 属性値を設定するときは、矢印のところをつかんで引き出しましたが、今回はつかむところが異なります。
  • このタイルは条件(テスト)の場所や、計算式の一部分に配置することができます。

例1

  • x座標のタイルをテストの場所に配置し、数値を修正しました。
  • jouken11.png

  • いぬのx座標が200より小さいときはいの右の命令(記入されていません)が行われ、

  • それ以外のときいいえの右の命令(記入されていません)が行われます。


  • Etoysの座標はこのようになっています。
    • zahyo02.png

  • いぬが色の付いた範囲内にあるとき、例1の条件が成り立ちます。
    • jouken15.png


複数の条件

図の範囲内の条件を考えます。

  • x座標が200より小さい
  • y座標が300より小さい
  • の2つの条件が成り立つ場合に対応します。
    • jouken16.png

  • テストタイルを2つ組み合わせて使います。
  • 1つ目のテストに「x座標が200より小さい」という条件を書き、
  • 1つ目のテストタイルのはいのところに2つ目のテストタイルを配置します。

  • 1つ目のテストに「y座標が300より小さい」という条件を書きます。
    • jouken17.png

  • 1つ目のテストが成り立つとき、対応するはいの部分が実行されます。

  • ここにもテストがあるので、さらに条件判定が行われ
  • 2つ目のテストも成り立つとき、赤で示した部分に書かれた処理が行われます。


差による判定

犬と青い丸の横方向の位置(X座標)が近いという条件を考えます。

  • 犬にも丸にも大きさがありますが、中心座標で判定するものとします。
    • [添付]

    • [添付]

  • 上下位置(Y座標)は条件に含まないことにします。(上下どこでもよい)
    • jouken07.png

  • X座標の差が20より小さいとすると条件は
    • いぬのx座標 - 青い丸のx座標 < 20

    • いぬのx座標 - 青い丸のx座標 > -20

  • の2つになります。

上の例のように2つのテストタイルを使ってもできますが、関数を使って1つの条件で書くことができます。

  • 絶対値 | | を使うと1つの式に書けます。
    • |いぬのx座標 - 青い丸のx座標| < 20

  • 絶対値をとる関数は abs( ) です。
    • abs(いぬのx座標 - 青い丸のx座標) < 20

  • という式を作ります。

次のような手順で配置できます。

  • テストタイルを配置します。
  • スクリプトの道具箱から abs() を取り出し配置します。
    • [添付]

  • abs( )の中にある右向きの△をクリックします。
    • [添付]

  • 2つの数の部分に、いぬのx座標 と 青い丸のx座標 を入れます。
    • jouken13.png

  • 演算と数値を修正します。
    • jouken14.png

  • [添付]

etoys属性を条件に利用する (最終更新日時 2011-05-19 07:54:00 更新者 masahiko)