配置、変形、整列
配置や変形を行う方法としては
- (1)ビュー内でツールを使って行う
- (2)プロパティを使う
- (3)「オブジェクト」メニューにある「配置...」、「変形...」、「整列...」を使う
の3つがあります。
このページでは(2)と(3)について説明します。
プロパティ
部品を1つ選択すると、その部品に関する情報が画面右下に次のような形で表示され、表示される数値を修正することができます。
- 配置に関する項目は「位置」と「向き」です。
- 現在の状態が表示されており、数値を修正すると物体の状態もそれに対応して変わります。
球、直方体などの基本図形の場合は、ダイアルを使って大きさの修正もできます。
配置
物体の位置、向き、大きさを数値で指定することができます。
- 現在の状態が数値で表示されるので、修正してOKを押せば指定の位置、向き、大きさになります。
配置では修正後の値を指定します。
- 部品の向きを最初の状態にもどしたいときには、向きを表す3つの数値をすべて0にすればよい。
- カメラの向きの初期状態は、0, 180, 0 です。
変形
物体の拡大縮小、回転などを数値を指定して行うものです。
変形では修正量を指定します。
- 初期値は、移動が 0, 0, 0、回転が 0, 0, 0、倍率が 1, 1, 1 になっています。この値のままだと変形されません。
変形は一度に1つだけ指定し、他の8つは初期値のままで使うのが分りやすい。 特に回転や反転を行うときは1つだけの指定にしましょう。
回転
- 指定軸を回転の軸として回転します。値は度で指定します。
- 90度、180度などの正確な回転をしたいときはこの機能を使いましょう。
拡大縮小
- 倍率を指定することで、指定方向にだけ拡大縮小できます。
反転
- 倍率の1つを−1.0にし、他は1.0のままで拡大縮小します。
- X,Y,Zのどれにマイナスをつけるかで反転の方向が決まります。
整列
2つ以上の物体の位置を正確にそろえるときには整列の機能を使います。
- X,Y,Z3つの向きについてメニューを使って指定します。
- 移動させたくない(揃えなくてよい)向きは「そのまま」にしておき、 移動する向きについて、どちらに揃えるかを指定します。
- Xは右、中央、左
- Yは上、中央、下
- Zは前、中央、後
- から選びます。
整列の右にある枠内に数値を入力して、その座標に並べることもできます。