welcome: please sign in
location: "論理式"の差分
10と11のリビジョン間の差分
2009-10-09 11:44:36時点のリビジョン10
サイズ: 2132
編集者: masahiko
コメント:
2009-10-09 11:46:37時点のリビジョン11
サイズ: 2143
編集者: masahiko
コメント:
削除された箇所はこのように表示されます。 追加された箇所はこのように表示されます。
行 46: 行 46:
{{{
boolean p, q;
p = true;
q = x > 100.0; // x にはdoubleの値が入っているものとする
while (q) {
    ...
    q = false;
}
}}}
 {{{
 boolean p, q;

 
p = true;
 q = x > 100.0; // x にはdoubleの値が入っているものとする
 while (q) {
     ...
  q = false;
 }
 }}}

論理式

if文は条件により異なる処理を行いました。

  • koubun05.png

条件が成り立つときだけ直後に記述された文を実行し、 条件が成り立たないときはelseの後に記述された文(があればそれ)を実行します。

この条件に対応する部分に記述する式が論理式です。

for文、while文などでも同様に、条件を記述するところがあります。


論理値

論理式は真(true)か偽(false)かのいずれかの値をとります。 これを論理値といいます。 真偽値とも言う。

if文などで条件を記述する部分は、 (正式には)値が論理値となる式を記述します。

論理式の値は論理値です。


比較

数値の大小の比較、等しいかどうかの比較などの結果は 真(true)か偽(false)かのいずれかの値となります。

比較の結果は論理値となるので、比較は条件として記述できます。


論理演算

~かつ~、~または~、~でない のような意味の条件もあります。

これは論理演算に対応します。a,bが論理式のとき

  • a && b

    • a と b の両方がtrueのときtrue、そうでないときfalse
  • a || b

    • a と b の少なくとも一方がtrueのときtrue、そうでないときfalse
  • !a
    • a がtrueのときfalse、falseのときtrue


boolean

基本データ型としてbooleanがあり、これは論理値(真偽値)を表します。

boolean型の変数を使うと論理値を記憶したり利用したりできます。

  •  boolean p, q;
    
     p = true;
     q = x > 100.0; // x にはdoubleの値が入っているものとする
     while (q) {
         ...
         q = false;
     }


Cとの違い

Cでは条件の部分に整数値を書くことができ、 値が0のときfalse、それ以外のときtrueと解釈されました。

Javaではそのような記述はできません。エラーとなります。

論理式 (最終更新日時 2009-10-09 11:46:37 更新者 masahiko)