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location: "背景とライティング"の差分
2と6のリビジョン間の差分 (その間の編集: 4回)
2009-04-13 00:52:13時点のリビジョン2
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編集者: masahiko
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2009-04-13 01:20:41時点のリビジョン6
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編集者: masahiko
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=== 背景色 === === 背景色の指定方法 ===

「シーン」メニューの「環境…」を選びます。

環境「単色」のすぐ下の色の部分をクリックし、色を指定します。
これが背景の色になります。
 . 彩度の低い色を指定しましょう。
 . 白に近い灰色に少し色味を加えるのが作りやすい。
 . 他の色や数値は変更しないこと。
 {{attachment:render3.png}}

=== 背景色は環境光です ===
物体が置かれていない部分が背景色になる他にも、次のような点に影響があります。

 * 物体の陰の部分の色。
   . 光が当たっていない部分の色は環境光の影響が大きくなります。

 * 鏡に写った背景。
   . 配置した鏡の面に何も写っていないときには、背景が写ります。
   . 一般の室内では反対側の壁が写りますね。屋外だと空が写るかもしれません。
   . レンダリングしたときには、何も無い部分は背景色になります。
   . これは鏡に写る部分でも同じです。

 * 反射の強い物体。
   . 鏡の場合と同様の影響があるので、背景色により質感が変わります。

 * 透明な物体。
   . これも環境光の影響があります。

このような影響があるので、先に背景色(環境光)を指定しておいた方がテクスチャの調整を行いやすいのです。
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光りをうまく当てることによって、立体的に見えるだけでなく、質感の表現ができます。
 * 斜め上から当てるのが標準的な方法です。
 * 場合によっては2~3個のライトを使いましょう。

2つ以上の光源を使うときは、どれが'''主となるライト'''かを考え、他のライトの光量を減らすと良い。

ライト(光源)には3つの種類があります。
作成方法は「ライト」ツールで、画面下の説明を見てください。

'''平行光'''

 . 最初から配置されている光源は平行光です。
 . この光源は向きだけが意味を持ちます。位置を変えても同じです。
 {{attachment:light1.png}}

'''点光源'''

 . 指定位置から、全方向に光が出るタイプです。
 . 位置の調整が重要です。
 {{attachment:light2.png}}
'''スポットライト'''

 . 指定方向にだけ光が出ます。
 . どこに当たっているのか、しっかり確認して使いましょう。
 {{attachment:light3.png}}
=== 光源のパラメータ ===

光源をダブルクリックすると、その光源のパラメータを調整することができます。
 . 通常は強度(光の強さ、光量)だけを調整すればよい。

点光源の場合
 {{attachment:moyou01.png}}
スポットライトの場合
 {{attachment:light4.png}}
平行光の場合
 {{attachment:light5.png}}

背景とライティング

それぞれの物体の質感はテクスチャを使って指定しますが、

  • 背景色
  • ライティング

の影響をうけるので、この2つの調整を先に行うことを薦めます。

これらの影響は編集画面では分かりません、レンダリングして確認しましょう。


背景色の指定方法

「シーン」メニューの「環境…」を選びます。

環境「単色」のすぐ下の色の部分をクリックし、色を指定します。 これが背景の色になります。

  • 彩度の低い色を指定しましょう。
  • 白に近い灰色に少し色味を加えるのが作りやすい。
  • 他の色や数値は変更しないこと。

    render3.png

背景色は環境光です

物体が置かれていない部分が背景色になる他にも、次のような点に影響があります。

  • 物体の陰の部分の色。
    • 光が当たっていない部分の色は環境光の影響が大きくなります。
  • 鏡に写った背景。
    • 配置した鏡の面に何も写っていないときには、背景が写ります。
    • 一般の室内では反対側の壁が写りますね。屋外だと空が写るかもしれません。
    • レンダリングしたときには、何も無い部分は背景色になります。
    • これは鏡に写る部分でも同じです。
  • 反射の強い物体。
    • 鏡の場合と同様の影響があるので、背景色により質感が変わります。
  • 透明な物体。
    • これも環境光の影響があります。

このような影響があるので、先に背景色(環境光)を指定しておいた方がテクスチャの調整を行いやすいのです。


ライティング

光りをうまく当てることによって、立体的に見えるだけでなく、質感の表現ができます。

  • 斜め上から当てるのが標準的な方法です。
  • 場合によっては2~3個のライトを使いましょう。

2つ以上の光源を使うときは、どれが主となるライトかを考え、他のライトの光量を減らすと良い。

ライト(光源)には3つの種類があります。 作成方法は「ライト」ツールで、画面下の説明を見てください。

平行光

  • 最初から配置されている光源は平行光です。
  • この光源は向きだけが意味を持ちます。位置を変えても同じです。

    light1.png

点光源

  • 指定位置から、全方向に光が出るタイプです。
  • 位置の調整が重要です。

    light2.png

スポットライト

  • 指定方向にだけ光が出ます。
  • どこに当たっているのか、しっかり確認して使いましょう。

    light3.png

光源のパラメータ

光源をダブルクリックすると、その光源のパラメータを調整することができます。

  • 通常は強度(光の強さ、光量)だけを調整すればよい。

点光源の場合

  • moyou01.png

スポットライトの場合

  • light4.png

平行光の場合

  • light5.png

背景とライティング (最終更新日時 2009-04-13 01:20:41 更新者 masahiko)