welcome: please sign in
location: "絵の変わるカード"の差分
10と19のリビジョン間の差分 (その間の編集: 9回)
2013-01-08 02:03:21時点のリビジョン10
サイズ: 4181
編集者: masahiko
コメント:
2013-01-08 23:36:50時点のリビジョン19
サイズ: 3483
編集者: masahiko
コメント:
削除された箇所はこのように表示されます。 追加された箇所はこのように表示されます。
行 1: 行 1:
#acl All:
行 12: 行 11:
 1. 折った状態と広げた状態の両方で使う絵を描く。  1. 用紙の設定をする。
 1. 境目にある絵を描く。
行 14: 行 14:
 1. 背景描く
 1. 一方修正する
 1. 不要部分隠す
 1. 残り部分描く
行 25: 行 25:
AとCの位置が合うように、AとBの線で折るとこのようにります。 AとCの位置が合うように、AとBの線でこのようにります。
行 27: 行 27:
畳んだ状態で見えるのは灰色で示した部分です。
 . {{attachment:card05.png}}
開いた状態で見えるのは灰色で示した部分です。
 . {{attachment:card06.png}}
----
以下の説明はこのサンプルにしたがって行っていますが、
どこを変化させるかにより、
紙の向きや折る位置などは調整してください。
 . {{attachment:card07.png}} {{attachment:card08.png}} {{attachment:card09.png}}

----
=== 用紙の設定をする ===
折り方を決めたら、まず用紙の設定をします。

'''ファイル'''メニューより'''ドキュメントの設定'''を選び
 * ページサイズはA4
 * 方向は縦または横
に指定します。

折り目AとCの位置に、ガイドラインを引いておきます。

 . {{attachment:card10.png}}

----
=== 境目にある絵を描く ===
境目(折り目Aの位置)に絵を描いておくと
次のような利点があります。

 * 開いたときにどんなふうに変わるか、期待させる。

 * 折る位置を線で示さなくても、折る位置が分かる。

簡単な図形でもかまいませんが、
横方向の線だけだと位置合わせに使えません。

斜めの線や曲線を含む形がよい。

これまでに描いたものを利用してもかまいません。

----
=== 複製して、正確に配置する ===

複製し、2つのガイドラインに同じようにかかるように
配置します。

 . {{attachment:card11.png}}

縦方向は正確に揃えます。

'''オブジェクト'''メニューから'''整列と配置'''を選び、
両方を選んだ状態で、縦方向の配置を指定します。

 . {{attachment:card12.png}}

----
=== 不要な部分を隠す ===
折り目Aにかかるように配置した図形のうち、
折り目Aより右の部分は不要です。

不要な部分を隠すには2つの方法があります。

 * 上に白い長方形を重ねる。
 * クリップを使う。

どちらで行ってもよい。

このようになればよい。
 . {{attachment:card15.png}}

----
=== 残りの部分を描く ===

折り目(ガイドライン)にかかっていない部分を自由に描きます。
 . {{attachment:card16.png}}
行 31: 行 106:

----
=== 折った状態と広げた状態の両方で使う絵を描く ===
----
=== 複製して、正確に配置する ===
----
=== 背景などを描く ===
----
=== 一方の絵を修正する ===
----
=== 着色し元絵バージョンを仕上げ、コピーしておく ===

部分ごとに着色を行います。
 「塗り」の色が決まったら、「線」の色は「塗り」と同系色にすると良いでしょう。
 線の太さも調整すること。「しわ」などは細目の線にするとよい。

ひとかたまりの部分の着色ができたら、グループ化し、「女性」レイヤーに移しておきます。
 「女性」レイヤーの表示/非表示を切り替えて確認しながら作業を進めていきます。

元絵バージョンが完成したら、どの部品も「女性」レイヤーに描かれていることを確認します。
 「アレンジ」という名前の新しいレイヤーを作ります。
 「女性」レイヤーにあるものすべてを選択して「コピー」します。
 「アレンジ」レイヤーに移り「ペースト」します。同じものが複製されたはずです。

----
=== アレンジバージョンを作る ===

「女性」レイヤーを非表示にします。

「アレンジ」レイヤーを使用し、若干アレンジしたものを作ります。方法は(2)(3)と同じ。
 不要部分を削除し、「作業」レイヤーで描き加え、完成したら「アレンジ」レイヤーに移すのが楽だと思います。

出来あがったら、アレンジバージョンは「アレンジ」レイヤーに描かれていることを確認しておきます。

----
=== 正確に配置する ===

図左のように配置し、印刷すると図中のようになります。これを折ったのが図右です。
 

レイヤーを新しく作り「背景」という名前にします。
 レイヤーの重なりは上から順に、「作業」、「アレンジ」、「背景」、「女性」、「下絵」にします。

「背景」に長方形を描きます。サイズはA4(210mm×297mm)の4分の3です。長方形の位置は紙の一方の端に合わせます。

元絵を配置します。どれだけが隠れたらよいのか考えて行います。

アレンジバージョンは元絵にぴったり合わせてから、A4サイズの半分だけ数値指定で移動します。

----
=== 背景などを描く ===

背景は自由に描いてよい。
 開いたときと畳んだときの両方を考えて作業をすること。

 . {{attachment:card07.png}}
 . {{attachment:card08.png}}
 . {{attachment:card09.png}}
 . {{attachment:card10.png}}
 . {{attachment:card11.png}}
 . {{attachment:card12.png}}
 . {{attachment:card13.png}}
 . {{attachment:card14.png}}
 . {{attachment:card15.png}}
 . {{attachment:card16.png}}

絵の変わるカード

折り曲げた状態と、広げた状態で絵が変わるカードを作ります。

  • 用紙はA4サイズとする。縦、横どちらでも可。

この課題での目標

  • Inkscapeの使い方の総復習。
  • 完成品(印刷後折ったもの)を考えた作業をすること。

作業手順

  1. 折り方と絵の現れ方を考える。
  2. 用紙の設定をする。
  3. 境目にある絵を描く。
  4. 複製して、正確に配置する。
  5. 不要な部分を隠す。
  6. 残りの部分を描く。


折り方と絵の現れ方を考える

サンプルを示します。

  • 畳んだ状態
  • card01.png

  • 開いた状態
  • card02.png

全部開くとこのようになっています。

  • card03.png

AとCの位置が合うように、AとBの線でこのように折ります。

  • card04.png

畳んだ状態で見えるのは灰色で示した部分です。

  • card05.png

開いた状態で見えるのは灰色で示した部分です。

  • card06.png


以下の説明はこのサンプルにしたがって行っていますが、 どこを変化させるかにより、 紙の向きや折る位置などは調整してください。

  • card07.png card08.png card09.png


用紙の設定をする

折り方を決めたら、まず用紙の設定をします。

ファイルメニューよりドキュメントの設定を選び

  • ページサイズはA4
  • 方向は縦または横

に指定します。

折り目AとCの位置に、ガイドラインを引いておきます。

  • card10.png


境目にある絵を描く

境目(折り目Aの位置)に絵を描いておくと 次のような利点があります。

  • 開いたときにどんなふうに変わるか、期待させる。
  • 折る位置を線で示さなくても、折る位置が分かる。

簡単な図形でもかまいませんが、 横方向の線だけだと位置合わせに使えません。

斜めの線や曲線を含む形がよい。

これまでに描いたものを利用してもかまいません。


複製して、正確に配置する

複製し、2つのガイドラインに同じようにかかるように 配置します。

  • card11.png

縦方向は正確に揃えます。

オブジェクトメニューから整列と配置を選び、 両方を選んだ状態で、縦方向の配置を指定します。

  • card12.png


不要な部分を隠す

折り目Aにかかるように配置した図形のうち、 折り目Aより右の部分は不要です。

不要な部分を隠すには2つの方法があります。

  • 上に白い長方形を重ねる。
  • クリップを使う。

どちらで行ってもよい。

このようになればよい。

  • card15.png


残りの部分を描く

折り目(ガイドライン)にかかっていない部分を自由に描きます。

  • card16.png

畳んだ状態の絵はこの部分に描きます。

  • card05.png

開いた状態の絵はこの部分に描きます。

  • card06.png

絵の変わるカード (最終更新日時 2013-01-08 23:36:50 更新者 masahiko)