|
サイズ: 3098
コメント:
|
サイズ: 2241
コメント:
|
| 削除された箇所はこのように表示されます。 | 追加された箇所はこのように表示されます。 |
| 行 1: | 行 1: |
| #acl All: == うまく塗れるように修正する == |
## page was renamed from うまく塗れるように修正する == 着色とトレースの確認 == 前回の続きです。 === 着色 === トレースとその確認までの作業では、 着物の色などは適当につけてましたが、 ここで好みの色に着色しなおしましょう。 ---- |
| 行 6: | 行 15: |
| 前回作成したファイルを開き、隙間が無いように塗れたか確認しましょう。 | 隙間が無いように塗れているか確認しましょう。 |
| 行 8: | 行 17: |
| * 下絵レイヤーの表示をOFFにすると、描いたものだけが表示されます。 | * 顔と着物のレイヤーの表示のみON(下絵レイヤーの表示をOFF)にするとよくわかります。 . {{attachment:layer71.png}} |
| 行 10: | 行 20: |
| . {{attachment:trace61.png}} | およそこのようになっているでしょうか？ |
| 行 12: | 行 22: |
| 着色を行っていない場合は、パスを選択し、色を指定してみましょう。 * 塗れるかどうかの確認をするだけです。 * 何色でもかまいません。 * 隙間、重なりが分かればよい。 およそ下図のようになっているでしょうか？ . {{attachment:trace1.png}} |
. {{attachment:layer72.png}} |
| 行 27: | 行 30: |
| .1 囲まれていないために塗れない .1 ２つの部品の間に隙間ができる .1 重なりの関係がうまくできない ---- |
1. 囲まれていないために塗れない 1. ２つの部品の間に隙間ができる 1. 重なりの関係がうまくできない |
| 行 33: | 行 36: |
| 線は描けているのに塗れないのは、塗りたい部分が１本のパスで囲まれていないからです。どのように囲めばよいか考えて修正しましょう。 | 塗りたい部分が１本のパスで囲まれていないと着色できません。 . １本の線で囲むようにトレースします。 . 途中までの線に続けて描くには、線を選択してから、端の◇から描き始めます。 |
| 行 35: | 行 40: |
| 多くの場合は必要な範囲のみトレースをやり直す作業になります。 線がうまく描けていてつなぐだけで良いなら、複合パスの説明にしたがって、つなぎたいパスを複合パスに変えてから、ノードの接続を行ってつなぐこともできます。 . {{attachment:trace62.png}} ---- |
|
| 行 44: | 行 42: |
| ２つの部品をその形のとおりにトレースしようとしたために、隙間ができることがあります。同じ線を２度、まったく同じ形にトレースするのは困難です。 ２つの部品が隣り合っているのではなく、重なっていると考えて描けばよいのです。 |
両側の部品とも、その形のとおりにトレースしようとすると隙間ができます。 同じ線を２度、まったく同じ形にトレースするのは困難です。 ２つの部品が隣り合っているのではなく、重なっていると考えて描きます。 |
| 行 49: | 行 47: |
| 後ろ側の部品のパスを修正して、前側の部品に少し重なるようにします。 | . 後ろ側の部品のパスを修正して、前側の部品に'''少し重なるように'''修正すればよい。 |
| 行 51: | 行 49: |
| . {{attachment:trace63.png}} ---- |
|
| 行 57: | 行 52: |
| ３すくみになっているような場合です。 部品のどれかを２つに分けて描けば解決できます。 |
|
| 行 60: | 行 53: |
| 重なりがうまくできていない部分のうちで、分けやすい部品を１つ選びます。 この部品が手前になっている部分だけを残して、パスを削除してしまいます。 残りの半分とつながる箇所が開口部となるようなオープンパスにします。 |
. 部品のどれかを分けて描けば解決できます。 |
| 行 64: | 行 55: |
| これで重なりを調整すると、先に削除した部分を描いて一番後ろに配置すればできるのが分ります。 . {{attachment:trace64.png}} |
---- === 胸元を描く === |
着色とトレースの確認
前回の続きです。
着色
トレースとその確認までの作業では、 着物の色などは適当につけてましたが、 ここで好みの色に着色しなおしましょう。
確認
隙間が無いように塗れているか確認しましょう。
- 顔と着物のレイヤーの表示のみON(下絵レイヤーの表示をOFF)にするとよくわかります。
およそこのようになっているでしょうか？
トレースの修正
うまく塗れなかった部分がある人は修正しましょう。 症状としては次の３つが考えられます。
- 囲まれていないために塗れない
- ２つの部品の間に隙間ができる
- 重なりの関係がうまくできない
囲まれていないために塗れない場合
塗りたい部分が１本のパスで囲まれていないと着色できません。
- １本の線で囲むようにトレースします。
- 途中までの線に続けて描くには、線を選択してから、端の◇から描き始めます。
２つの部品の間に隙間ができる場合
両側の部品とも、その形のとおりにトレースしようとすると隙間ができます。 同じ線を２度、まったく同じ形にトレースするのは困難です。 ２つの部品が隣り合っているのではなく、重なっていると考えて描きます。 前面（手前）にある部品は見えている形に描かなければなりませんが、後ろ側の部品は少し重なるように適当な形で描けばよい。
後ろ側の部品のパスを修正して、前側の部品に少し重なるように修正すればよい。
重なりの関係がうまくできない場合
部品の重なりを調整しても、どうしても重なりがうまくいかないときがあります。
- 部品のどれかを分けて描けば解決できます。