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2012-11-17 12:35:23時点のリビジョン15
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編集者: masahiko
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2012-11-17 12:49:54時点のリビジョン17
サイズ: 2493
編集者: masahiko
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削除された箇所はこのように表示されます。 追加された箇所はこのように表示されます。
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線は描けているのに塗れないのは、塗りたい部分が1本のパスで囲まれていないからです。どのように囲めばよいか考えて修正しましょう。 塗りたい部分が1本のパスで囲まれていないと着色できません。
 . 1本の線で囲むようにトレースします。
 . 途中までの線に続けて描くには、線を選択してから、端の◇から描き始めます。
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 * 多くの場合は'''必要な範囲のみトレースをやり直す'''作業になります。

線がうまく描けていてつなぐだけで良いなら、複合パスの説明にしたがって、つなぎたいパスを複合パスに変えてから、ノードの接続を行ってつなぐこともできます。

 . {{attachment:trace62.png}}

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行 43: 行 38:
2つの部品その形のとおりにトレースしようとしたために、隙間ができることがあります。同じ線を2度、まったく同じ形にトレースするのは困難です。

2つの部品が隣り合っているのではなく、重なっていると考えて描けばよいのです。
両側の部品とも、その形のとおりにトレースしようとすると隙間ができます。
同じ線を2度、まったく同じ形にトレースするのは困難です。
2つの部品が隣り合っているのではなく、重なっていると考えて描きます。
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後ろ側の部品のパスを修正して、前側の部品に'''少し重なるように'''します。  . 後ろ側の部品のパスを修正して、前側の部品に'''少し重なるように'''修正ればよい
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 . {{attachment:trace63.png}}

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行 56: 行 48:
3すくみになっているような場合です。
行 58: 行 49:
 * 部品のどれかを分けて描けば解決できます。  . 部品のどれかを分けて描けば解決できます。
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'''例''' ----
=== 胸元を描く ===
行 62: 行 54:
左の状態では重なり順を調整しても、うまくできません。 ----
=== 着色 ===
トレースとその確認までの作業では、
着物の色などは適当につけてましたが、
ここで好みの色に着色しなおしましょう。
行 64: 行 60:
 . {{attachment:trace64.png}}

考え方
 * 肌色で塗った部品のうち、首から上だけを考えると一番手前になっていればよい。

修正
 1. 肌色で塗った部品の、首より下を削除します。
 1. このとき、削除した箇所が線でつながっていないオープンパスにします。
 1. この部品を一番手前に配置します。

 1. 塗り残しの場所を覆うように、適当な形のパスを描きます。
 1. 描いたパスに着色し、一番後ろに配置します。

着色とトレースの確認

確認

前回作成したファイルを開き、隙間が無いように塗れるか確認しましょう。

  • 顔と着物のレイヤーの表示のみON(下絵レイヤーの表示をOFF)にするとよくわかります。
  • layer71.png

着色を行っていない場合は、パスを選択し、色を指定してみましょう。

  • 塗れるかどうかの確認をするだけです。
  • 何色でもかまいません。
  • 隙間、重なりが分かればよい。

およそこのようになっているでしょうか?

  • layer72.png


トレースの修正

うまく塗れなかった部分がある人は修正しましょう。 症状としては次の3つが考えられます。

  1. 囲まれていないために塗れない
  2. 2つの部品の間に隙間ができる
  3. 重なりの関係がうまくできない

囲まれていないために塗れない場合

塗りたい部分が1本のパスで囲まれていないと着色できません。

  • 1本の線で囲むようにトレースします。
  • 途中までの線に続けて描くには、線を選択してから、端の◇から描き始めます。

2つの部品の間に隙間ができる場合

両側の部品とも、その形のとおりにトレースしようとすると隙間ができます。 同じ線を2度、まったく同じ形にトレースするのは困難です。 2つの部品が隣り合っているのではなく、重なっていると考えて描きます。 前面(手前)にある部品は見えている形に描かなければなりませんが、後ろ側の部品は少し重なるように適当な形で描けばよい。

  • 後ろ側の部品のパスを修正して、前側の部品に少し重なるように修正すればよい。

重なりの関係がうまくできない場合

部品の重なりを調整しても、どうしても重なりがうまくいかないときがあります。

  • 部品のどれかを分けて描けば解決できます。


胸元を描く


着色

トレースとその確認までの作業では、 着物の色などは適当につけてましたが、 ここで好みの色に着色しなおしましょう。

着色とトレースの確認 (最終更新日時 2012-11-18 02:03:48 更新者 masahiko)