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#acl All: == レイヤーを使った作業 == |
## page was renamed from うまく塗れるように修正する == 着色とトレースの確認 == === 確認 === 前回作成したファイルを開き、隙間が無いように塗れるか確認しましょう。 * 顔と着物のレイヤーの表示のみON(下絵レイヤーの表示をOFF)にするとよくわかります。 . {{attachment:layer71.png}} 着色を行っていない場合は、パスを選択し、色を指定してみましょう。 * 塗れるかどうかの確認をするだけです。 * 何色でもかまいません。 * 隙間、重なりが分かればよい。 およそこのようになっているでしょうか? . {{attachment:layer72.png}} ---- === トレースの修正 === うまく塗れなかった部分がある人は修正しましょう。 症状としては次の3つが考えられます。 1. 囲まれていないために塗れない 1. 2つの部品の間に隙間ができる 1. 重なりの関係がうまくできない ---- ==== 囲まれていないために塗れない場合 ==== 線は描けているのに塗れないのは、塗りたい部分が1本のパスで囲まれていないからです。どのように囲めばよいか考えて修正しましょう。 * 多くの場合は'''必要な範囲のみトレースをやり直す'''作業になります。 線がうまく描けていてつなぐだけで良いなら、複合パスの説明にしたがって、つなぎたいパスを複合パスに変えてから、ノードの接続を行ってつなぐこともできます。 . {{attachment:trace62.png}} ---- ==== 2つの部品の間に隙間ができる場合 ==== 2つの部品をその形のとおりにトレースしようとしたために、隙間ができることがあります。同じ線を2度、まったく同じ形にトレースするのは困難です。 2つの部品が隣り合っているのではなく、重なっていると考えて描けばよいのです。 前面(手前)にある部品は見えている形に描かなければなりませんが、後ろ側の部品は少し重なるように適当な形で描けばよい。 後ろ側の部品のパスを修正して、前側の部品に'''少し重なるように'''します。 . {{attachment:trace63.png}} ---- ==== 重なりの関係がうまくできない場合 ==== 部品の重なりを調整しても、どうしても重なりがうまくいかないときがあります。 3すくみになっているような場合です。 * 部品のどれかを分けて描けば解決できます。 '''例''' 左の状態では重なり順を調整しても、うまくできません。 . {{attachment:trace64.png}} 考え方 * 肌色で塗った部品のうち、首から上だけを考えると一番手前になっていればよい。 修正 1. 肌色で塗った部品の、首より下を削除します。 1. このとき、削除した箇所が線でつながっていないオープンパスにします。 1. この部品を一番手前に配置します。 1. 塗り残しの場所を覆うように、適当な形のパスを描きます。 1. 描いたパスに着色し、一番後ろに配置します。 |
着色とトレースの確認
確認
前回作成したファイルを開き、隙間が無いように塗れるか確認しましょう。
- 顔と着物のレイヤーの表示のみON(下絵レイヤーの表示をOFF)にするとよくわかります。
着色を行っていない場合は、パスを選択し、色を指定してみましょう。
- 塗れるかどうかの確認をするだけです。
- 何色でもかまいません。
- 隙間、重なりが分かればよい。
およそこのようになっているでしょうか?
トレースの修正
うまく塗れなかった部分がある人は修正しましょう。 症状としては次の3つが考えられます。
- 囲まれていないために塗れない
- 2つの部品の間に隙間ができる
- 重なりの関係がうまくできない
囲まれていないために塗れない場合
線は描けているのに塗れないのは、塗りたい部分が1本のパスで囲まれていないからです。どのように囲めばよいか考えて修正しましょう。
多くの場合は必要な範囲のみトレースをやり直す作業になります。
線がうまく描けていてつなぐだけで良いなら、複合パスの説明にしたがって、つなぎたいパスを複合パスに変えてから、ノードの接続を行ってつなぐこともできます。
2つの部品の間に隙間ができる場合
2つの部品をその形のとおりにトレースしようとしたために、隙間ができることがあります。同じ線を2度、まったく同じ形にトレースするのは困難です。
2つの部品が隣り合っているのではなく、重なっていると考えて描けばよいのです。 前面(手前)にある部品は見えている形に描かなければなりませんが、後ろ側の部品は少し重なるように適当な形で描けばよい。
後ろ側の部品のパスを修正して、前側の部品に少し重なるようにします。
重なりの関係がうまくできない場合
部品の重なりを調整しても、どうしても重なりがうまくいかないときがあります。 3すくみになっているような場合です。
- 部品のどれかを分けて描けば解決できます。
例
左の状態では重なり順を調整しても、うまくできません。
考え方
- 肌色で塗った部品のうち、首から上だけを考えると一番手前になっていればよい。
修正
- 肌色で塗った部品の、首より下を削除します。
- このとき、削除した箇所が線でつながっていないオープンパスにします。
- この部品を一番手前に配置します。
- 塗り残しの場所を覆うように、適当な形のパスを描きます。
- 描いたパスに着色し、一番後ろに配置します。