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2010-11-25 12:59:58時点のリビジョン1
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編集者: masahiko
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2012-11-17 12:35:23時点のリビジョン15
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編集者: masahiko
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#acl All:
== レイヤーを使った作業 ==
## page was renamed from うまく塗れるように修正する
== 着色とトレースの確認 ==

=== 確認 ===

前回作成したファイルを開き、隙間が無いように塗れるか確認しましょう。

 * 顔と着物のレイヤーの表示のみON(下絵レイヤーの表示をOFF)にするとよくわかります。
 . {{attachment:layer71.png}}

着色を行っていない場合は、パスを選択し、色を指定してみましょう。
 * 塗れるかどうかの確認をするだけです。
 * 何色でもかまいません。
 * 隙間、重なりが分かればよい。

およそこのようになっているでしょうか?

 . {{attachment:layer72.png}}

----
=== トレースの修正 ===

うまく塗れなかった部分がある人は修正しましょう。
症状としては次の3つが考えられます。

 1. 囲まれていないために塗れない
 1. 2つの部品の間に隙間ができる
 1. 重なりの関係がうまくできない
----
==== 囲まれていないために塗れない場合 ====

線は描けているのに塗れないのは、塗りたい部分が1本のパスで囲まれていないからです。どのように囲めばよいか考えて修正しましょう。

 * 多くの場合は'''必要な範囲のみトレースをやり直す'''作業になります。

線がうまく描けていてつなぐだけで良いなら、複合パスの説明にしたがって、つなぎたいパスを複合パスに変えてから、ノードの接続を行ってつなぐこともできます。

 . {{attachment:trace62.png}}

----
==== 2つの部品の間に隙間ができる場合 ====

2つの部品をその形のとおりにトレースしようとしたために、隙間ができることがあります。同じ線を2度、まったく同じ形にトレースするのは困難です。

2つの部品が隣り合っているのではなく、重なっていると考えて描けばよいのです。
前面(手前)にある部品は見えている形に描かなければなりませんが、後ろ側の部品は少し重なるように適当な形で描けばよい。

後ろ側の部品のパスを修正して、前側の部品に'''少し重なるように'''します。

 . {{attachment:trace63.png}}

----
==== 重なりの関係がうまくできない場合 ====

部品の重なりを調整しても、どうしても重なりがうまくいかないときがあります。
3すくみになっているような場合です。

 * 部品のどれかを分けて描けば解決できます。

'''例'''

左の状態では重なり順を調整しても、うまくできません。

 . {{attachment:trace64.png}}

考え方
 * 肌色で塗った部品のうち、首から上だけを考えると一番手前になっていればよい。

修正
 1. 肌色で塗った部品の、首より下を削除します。
 1. このとき、削除した箇所が線でつながっていないオープンパスにします。
 1. この部品を一番手前に配置します。

 1. 塗り残しの場所を覆うように、適当な形のパスを描きます。
 1. 描いたパスに着色し、一番後ろに配置します。

着色とトレースの確認

確認

前回作成したファイルを開き、隙間が無いように塗れるか確認しましょう。

  • 顔と着物のレイヤーの表示のみON(下絵レイヤーの表示をOFF)にするとよくわかります。
  • layer71.png

着色を行っていない場合は、パスを選択し、色を指定してみましょう。

  • 塗れるかどうかの確認をするだけです。
  • 何色でもかまいません。
  • 隙間、重なりが分かればよい。

およそこのようになっているでしょうか?

  • layer72.png


トレースの修正

うまく塗れなかった部分がある人は修正しましょう。 症状としては次の3つが考えられます。

  1. 囲まれていないために塗れない
  2. 2つの部品の間に隙間ができる
  3. 重なりの関係がうまくできない


囲まれていないために塗れない場合

線は描けているのに塗れないのは、塗りたい部分が1本のパスで囲まれていないからです。どのように囲めばよいか考えて修正しましょう。

  • 多くの場合は必要な範囲のみトレースをやり直す作業になります。

線がうまく描けていてつなぐだけで良いなら、複合パスの説明にしたがって、つなぎたいパスを複合パスに変えてから、ノードの接続を行ってつなぐこともできます。

  • [添付]


2つの部品の間に隙間ができる場合

2つの部品をその形のとおりにトレースしようとしたために、隙間ができることがあります。同じ線を2度、まったく同じ形にトレースするのは困難です。

2つの部品が隣り合っているのではなく、重なっていると考えて描けばよいのです。 前面(手前)にある部品は見えている形に描かなければなりませんが、後ろ側の部品は少し重なるように適当な形で描けばよい。

後ろ側の部品のパスを修正して、前側の部品に少し重なるようにします。

  • [添付]


重なりの関係がうまくできない場合

部品の重なりを調整しても、どうしても重なりがうまくいかないときがあります。 3すくみになっているような場合です。

  • 部品のどれかを分けて描けば解決できます。

左の状態では重なり順を調整しても、うまくできません。

  • [添付]

考え方

  • 肌色で塗った部品のうち、首から上だけを考えると一番手前になっていればよい。

修正

  1. 肌色で塗った部品の、首より下を削除します。
  2. このとき、削除した箇所が線でつながっていないオープンパスにします。
  3. この部品を一番手前に配置します。
  4. 塗り残しの場所を覆うように、適当な形のパスを描きます。
  5. 描いたパスに着色し、一番後ろに配置します。

着色とトレースの確認 (最終更新日時 2012-11-18 02:03:48 更新者 masahiko)