物体の色
光の進み方と色、質感については次の図で説明されます。
通常の物体では、物体の色は拡散反射色に対応します。
- 反射が強い物体の輝いている部分の色は、鏡面反射色+拡散反射色で決まります。
- 鏡面反射色は、拡散反射色より明るい色にします。
- ほとんどの場合、鏡面反射色は白のままでかまいません。
発光色
発光色は、その物体自体が発光しているときに使います。
- 蛍光塗料や液晶の表示などを思い浮かべてください。
- ライト、電灯などの光とは異なり、他の物体への影響はありません。
- 使用するときは拡散反射色を黒とし、発光色だけを指定するとよいでしょう。
時計の文字の部分に発光色を使った例を示します。
- 発光色を使った物体は、立体感が無くなります。
- 拡散反射などの影響を受けなくなるためです。