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2010-02-19 06:09:27時点のリビジョン3

location: 条件文

条件文

流れ図

プログラムは記述した順に実行されました。 次のようなプログラムがあったとします。

ここでは、文1~3は代入文かprint文だと考えてください。 このプログラムを実行すると、文1~3はこの順に実行されます。

実行の順序を図で表すと次のようになります。

処理の流れ(実行順序)を表すための図を流れ図といいます。


条件文の書き方

いつも同じ処理をするだけでなく、場合によって処理内容を変えることができると、もっといろんなプログラムが書けます。

条件によって処理内容を変えるための、もっとも基本的な文が if文 です。

if文の書き方は

です。

丸で囲まれたところはその通りに書きます。 条件のところには、数の比較などが書けます。 文のところには、代入文や print文などが書けます。

if文はしばしば数行を使って記述します。

例を示します。

書き方と対応させて見ましょう。 丸で囲まれた部分に対応する if ( ) { } の位置を確認してください。


条件文の実行

if文の処理順序は次のようになります。

条件が成り立たないときは、(2)では何も行われないことになります。

このようなプログラムがあったとします。

このプログラムを流れ図であらわすと、次のようになります。 点線で囲んだ範囲が if文に対応する部分です。

処理順序は

です。


条件

条件のところには、数値の比較などが記述できます。 他にも論理式を含め、いろいろな条件を記述できますが、この授業では2つの数値の比較のみを扱います。

数値とは、リテラルで表された数値、変数名が表す数値、それらを使った数式、関数などのことです。

2つの数値が、等しいか、等しくないか、大きいか、小さいかなどの比較ができます。

比較を表すには次の記号を使います。

等しいことの判定にはイクオール2つ、等しくないことの判定には!とイクオールです。注意してください。


書き方の例

条件が成り立つときだけ実行される部分を、右にずらして書いています。 このように揃えて分りやすく書きましょう。

print 文も使えます。

条件が成り立つときだけ実行される部分が1文だけのときは、このように書くこともあります。

条件が成り立つときだけ実行される部分が1文だけのときは、括弧を省略することもできます。今回は使いません。


条件文の書き方(1)

if文の書き方は

であり、処理の流れは図に示す通りです。 図では、いくつかの文をまとめて処理という箱で表しています。 条件が成り立つときだけ、処理の部分を実行します。

この流れ図に対応するif文は次のように書きます。


条件文の書き方(2)

条件が成り立つときとそうでないときで、別の処理をさせたいことがあります。 流れ図で示すような場合です。

条件が成り立つときは処理1を行い、そうでないときは処理2を行います。

この流れ図に対応するif文は else を使って次のように書きます。

処理と書いた部分は、文がいくつか並んだものです。 { と } で挟まれた部分は、このように右にずらして書くと分りやすい。

elseを含むif文の構文図はこのようになります。


条件文の書き方(3)

if文の中の処理の部分には、代入文やprint文だけでなく、if文を書くこともできます。 そうすることで、いくつもの場合に分けた処理を行うことができます。

多くの場合に分けるときは、次のように考えます。

条件1が成り立つときは、処理1を行い、
そうではなくて(条件1が成り立たなくて)条件2が成り立つときは、処理2を行い、
そうではなくて(条件1も条件2も成り立たなくて)条件3が成り立つときは、処理3を行い、
そうではない(条件1も条件2も条件3も成り立たない)ときは、処理4を行う。

この流れ図に対応するif文は次のように書きます。

if文と流れ図が対応していることを、確認してください。 最初の条件は if で、2番目以降の条件は else if で記述します。 最後は else です。