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2010-08-19 06:54:27時点のリビジョン6

location: 基本操作

基本操作

画面の説明

Inkscapeの画面は次のようになっています。 メニューやスクロールバーの使い方は他のソフトウエアと変わりません。

画面左側にツールが並んでおり、これを使って描画、編集などの作業を行います。

画面上部メニューの下にアイコンが3行並んでいます。

画面下部にはパレットがあり、色を選ぶことができます。
さらにその下には現在の状態や説明が表示されます。


基本的な使い方

ほとんどの操作はマウスを使って行います。 キーを押しながらドラッグするなどの操作もあります。 キーを使った方が楽な操作もあります。

画面中央に表示されている長方形は用紙の形を表しています。 作品はこの内側に描きます。

ツールの3番目にある虫眼鏡(ズームツール)を使って、一部分を拡大して表示することができます。 キーボードのキー,キーでもできます。 細かい部分を描くときは拡大して行いましょう。

表示をもとの大きさに戻すにはコマンドバー中央付近にあるズームボタンのうち、一番右の「ページをウインドウに合わせるようにズーム」を押します。


イラスト作成の手順と考え方

イラストを構成する部品を描き、それらを配置したり着色したりしながらイラストを完成させます。

部品ごとに形、大きさ、位置、色などを修正することができます。

部品を作成するには基本形状ツールやペンツールなどを使います。 部品の配置や着色には選択ツールを使います。


基本形状の描画

ツールのうち5、7、8、9番の4つ(四角、丸、星、うずまき)は基本形状を描くためのものです。

描くにはツールを選択し、描きたい場所でドラッグします。 ドラッグする量により大きさが決まります。

6番目のツールは遠近感のある直方体を描くものです。

これもドラッグして描くことができます。 形の調整方法は後日説明します。

その下にある3つのツール

は自由に描くためのツールです。 着色や細かな使い方が基本形状ツールとは異なります。次回説明します。


移動、拡大縮小、回転

一度描いた図形(部品、オブジェクト)を移動したり、回転したりできます。

これらの操作は 1)処理したい部品を選ぶ 2)処理内容を選ぶ の手順で行います。

部品を選択するにはツールの一番上にある矢印型のツール選択(選択、変形ツール)を使います。

このツールでクリックすることで選択できます。 選択すると、選ばれた部品の周りに矢印が表示されます。

このような表示のとき、周りにある矢印をドラッグすることで、拡大縮小ができます。 どの矢印を使うかで、拡大縮小の方向が決まります。

マウスカーソルが図形内にあるときはマウスカーソルの形が移動に変わり、この状態のときにドラッグすると移動できます。

部品をもう一度クリックすると周りの矢印が

のように変わり、回転ができるようになります。 さらにもう一度クリックすると、拡大縮小の矢印表示にもどります。


削除

不要な部品を削除するには選択した状態で、「DEL」キーを押します。


色を変えるには選択した状態で、画面下のパレットから色を選びます。


重なり

部品の重なりは後で描いたものの方が上になります。 変更するには、選択した状態で

ボタンを使います。