サイズ: 2953
コメント:
|
サイズ: 2635
コメント:
|
削除された箇所はこのように表示されます。 | 追加された箇所はこのように表示されます。 |
行 51: | 行 51: |
後日解説。 | |
行 60: | 行 61: |
計算式の中で型が混在した場合、 byte → short → int → long → float → double の方向にのみ変換が行われます。 . '''例''' {{{ int i; i = 1.25 * 3 * 4; }}} . 代入文の右辺に 1.25 があるため 3 や 4 は double に変換して計算されます。(ここまではOK) . その後 int に変換して i に代入しようとしています。 . Cではこれで動作しますが、Javaではdoubleをintに変換できずエラーとなります。 . 型変換を強制するにはキャスト演算子を用いて次のように記述します。(JavaでOK) {{{ i = (int)(1.25 * 3 * 4); }}} |
. 計算式の中で型が混在した場合、 . byte → short → int → long → float → double . の方向にのみ変換が行われます。 * 逆方向の変換は指示しない限り行われない。 . 型変換を強制するにはキャスト演算子を用いて記述します。 |
行 83: | 行 74: |
. 次のような書き方も間違いです。 |
. Cで可能だった次のような書き方も間違いです。 |
基本データ型
Javaのデータはプリミティブとオブジェクトの2種類に大きく分けられます。
プリミティブ
- 基本データ型のことをプリミティブといい次の8つがあります。
- バイト数も決まっています。(Cでは処理系により異なっても良い)
byte
1バイト整数
short
2バイト整数
int
4バイト整数
long
8バイト整数
float
4バイト浮動小数点
double
8バイト浮動小数点
char
Unicode文字(16ビット)
boolean
真偽値
オブジェクト
- プリミティブ以外のデータはすべてオブジェクトと考えてよい。
文字列, 配列, クラス があります。
- 次回解説予定。
変数
変数を使うには、その型と名前を宣言しなければならない。
型は基本型または配列またはクラスである。
変数の値
変数は値を保持することができる。 ただし、プリミティブとオブジェクトで保持のされ方が異なる。
プリミティブの値は、変数の対応する場所に直接保持されます。 変数の場所を四角で表すと図のようになる。
例
次の図は変数suuが値103.75を保持していることを表している。
オブジェクトの場合データは別の場所に作られ、変数はオブジェクトを参照する。 実際の値はオブジェクト内にある。 後日解説。
Cとの違い
- 基本データ型のバイト数は処理系によらず決まっています。
- 数値の型変換
- 計算式の中で型が混在した場合、
- byte → short → int → long → float → double
- の方向にのみ変換が行われます。
- 逆方向の変換は指示しない限り行われない。
- 型変換を強制するにはキャスト演算子を用いて記述します。
- charは16ビットです。
- charとintの変換は行われません。
- charの配列は文字列とは異なります。
- boolean以外を論理演算や条件に用いることはできません。
- Cで可能だった次のような書き方も間違いです。
int k; ... while ( k ) { ... }