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2011-12-19 07:13:44時点のリビジョン5

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location: 代入文

代入文

プログラムで最も多く使われる文が代入文です。 代入文の書き方は

です。

「式の値を計算し、結果に名前をつける」と説明したものと同じです。 「式の値を計算し、名前で示された変数に代入する」という言い方をすることもあります。

数値リテラルも式の一種です。 演算をしていなくてもリテラル1つだけを式の部分に書いた形の代入文も可能です。


代入文を使う

面積を求める問題はつぎのようでした。

赤で示した長方形を考え

a - b - c + d として計算することにします。

で求めることができます。

この計算は式のとおりに

と書けば表すことができますが、計算結果をあとで利用するためには「名前」をつけておく必要があります。

これには「代入文」を使います。 名前は上の図と同じ a, b, c, d を使うことにすると

と書けます。

a, b, c, d の値が分かっていれば、面積は a - b - c + d で表せます。 面積にも menseki と「名前」をつけることにすると、この計算は

という代入文になります。

最後に、結果を表示するための print文を追加すればプログラムの完成です。

プログラムは1行目から順に実行されます。

1~4行目の順序は変わってもかまいませんが、 その後の5行目、6行目はこの順でないと困ります。

実際にエディタを使ってプログラムを入力し、load命令を使って実行して確かめましょう。