パソコンと会話する
友達や他の人と会話するときには、自分の話がちゃんと伝わったのか、それを了解してくれたのか、断られたのか、といったことを知らず知らずのうちに確認していますね。
プログラミングの授業ではパソコンとの会話を行うことになります。そこでも、
自分がパソコンに対して言ったことがちゃんと伝わったのか、伝わらなかったのか。
- 伝えたことに対してパソコンはちゃんと(指示したとおりの)処理をしてくれたのか。
は自分で判断しなければなりません。
これからパソコンを使った実習が毎回あります。 練習問題や課題を行うにあたっては、次の手順を守ってください。
1)予想する
- データを記述するときには、これを利用した結果がどうなるかを必ず考えること。
- パソコンを用いて実際に行ってみる(実験)の前に、しっかり考えることが理解につながります。
2)実験する
- パソコンを用いて実際に動作させてみます。
- その結果が正しいかどうかはどうやって確認するのでしょうか?
3)予想と実験の結果を比較する
実験の結果は解答と比較するのではなく、実験の前に行った予想と比較すること。
- 結果が一致しなかったときは、予想が間違っていたのか、実験が間違っていたのか考察することで、次回の糧になります。
予想と結果が一致するようになれば、理解できたことになります。 いつも予想通りの結果が得られるのなら、もう実験する必要はなくなりますね。
予想どおりにプログラムが動くようになれば、プログラムが書けるということです。