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2009-04-20 06:14:41時点のリビジョン3

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location: ソファを作る

ソファを作る

ここではソファの作り方を例として、押し出しの考え方と、編集のテクニックを説明しています。

例では、すべての部品を押し出しで作っていますが、その必要はありません。 押し出しが適当な部品は押し出しで作り、管、回転体、基本図形が適当なときはそれを使うほうがよいでしょう。 場合によって使い分けてください。

完成形を思い浮かべて押し出しを行う

押し出しで作った部品を編集して形を作るときには、次のことを考えてからはじめます。

1)どの方向に押し出したら作りやすいのか

2)編集するためには分割数をいくつにしたらよいか


ソファの部品の原型を押し出しで作る

ソファの「座席」「背もたれ」「ひじ掛け」それぞれの部分について、どの方向に押し出したらできるか考えました。

押し出しでできた部品は、見る向きによっては見えないことがあります。 他のビューや斜めから見て確認してください。

上の例では、「座席」と「背もたれ」は「左」ビューでは見えません。「ひじ掛け」は「上」ビューでは見えません。


編集しやすい表示にする

「画面」メニューの「表示」の中に「シーン全体」という項目があります。

「画面」メニューの「4画面表示」または「1画面表示」を使って編集画面を1つにしたり、4つに分割したりできます。

「画面」メニューの「グリッド」を選ぶと次のようなウインドウが現れます。


ひじ掛けの上の穴を閉じる

押し出しで作成した物体には両端に穴があいています。 穴が見えるときは、閉じるための修正をします。

ひじ掛けの形を整える

一番上の段の点を移動したために、2段目の点がある場所の形が少し変わってしまっています。補間計算が行われたためです。

レンダリングしてみるとこんな形になります。

背もたれの形を修正する

背もたれも両端の穴が見えていますが、完全に閉じなくてもかまいません。

全体の調整をする

全体を見ながら、個々の部品の修正をしましょう。

編集画面で全体を見るには、画面メニューの表示シーン全体にチェックを入れます。

作例では座席部分が柔らかく見えるように、修正を加えています。 どこをへこませたら座りやすいのか、実物を考えながらつくると良いでしょう。

ひじ掛け部分のもう一方は「コピー」「反転」して作ります。 「反転」の方法は次回説明します。 今回は片側だけ作成してあればよい。


左右対称に移動するテクニック