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グラデーションの概要

単色での着色の他に、グラデーションを用いた着色ができます。

通常は1つの部品の「フィル」に対して用います。

グラデーションの種類

グラデーションには線形グラデーションと放射グラデーションの2種類があります。

グラデーションで着色する場合も、フィル/ストロークウインドウを使って指定します。 フィルタブをクリックして選択します。

これまでに「なし」と「フラットカラー」は説明しました。

今回は「グラデーション」2種類を説明します。

「指定しない」は使いません。(オブジェクトでは色を指定しないで、グループ化した親での色指定を使う意味です)


使い方(概要)

グラデーションを用いた着色を行うときは、グラデーションの向き,変化量,色の調整が必要です。

つまり、次の3つの作業を行うことになります。

  1. グラデーションで着色する
  2. グラデーションの色を調整する
  3. グラデーションの方向を調整する


グラデーションのサンプル

グラデーションは使い方によって効果が違います。

は必ず行うこと。 しっかり調整しましょう。


サンプル1

線形と放射、向きの調整

左から

です。


サンプル2

線の色をどうするかによっても効果が違います。

左から

です。


補足

透明度の使い方については後日解説します。 透明度を使うには部品の重なりをマスターする必要があります。 今回は、透明度を使わないグラデーションを練習してください。

下の3つは左から順に

3番目の例は、同じ形の部品を同じ位置に重ねて配置し、下の部品は単色で塗っています。そのうえで手前の部品に透明度を使ったグラデーションを指定しています。このグラデーションは中央が白、端が透明の放射グラデーションです。 今回は使いません。

グラデーションの概要 (最終更新日時 2017-11-06 05:20:43 更新者 masahiko)