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2010-11-17 12:16:14時点のリビジョン3

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location: インポートとエクスポート

インポートとエクスポート

ビットマップ画像

Inkscape ではベクトルデータを使って描いています。 線の太さ、色、位置などをすべて数値データとして記録しているのです。

一方、デジタルカメラで撮影したデータなどでは、画面のそれぞれの点(画素)の色の並べて記録しています。 このようなデータをビットマップデータと言います。

よく使われるビットマップデータには、jpg、png、gif、bmpがあります。

jpg形式はデジタルカメラで良く使われています。圧縮率が高いのが特徴です。Webページ用の画像にも用いられます。

pngもWebページ用の画像に使えます。jpgと比較して圧縮率は少し低いですが、可逆性圧縮で正しく再現されます。

gifもWebページ用の画像に使えます。使える色の数が限られるため写真などには使われません。単純なイラストなどに用います。

bmpはWindows専用の形式です。画素の値をそのまま並べたデータになっているため、ファイルサイズも大きくなります。

インポート

Inkscapeではビットマップ画像を読み込んで配置することができます。

ファイルメニューより「インポート」を行います。 ファイル選択の画面が出るので、配置したい画像ファイルを選びます。

読み込んだ画像は移動したり、拡大縮小したりできます。

エクスポート

Inkscapeで描いたものを、ビットマップ画像として書き出す機能です。 保存形式は png です。ウエブページ等で利用できます。

ファイルメニューより「ビットマップにエクスポート」を行います。

エクスポート領域(Export area) で書き出す範囲を指定します。 通常は「描画全体」を選べばよいでしょう。 一部分を書き出したいときは、書き出したいものだけを選択しておいて「選択」を選びます。

ファイル名(Filename) で書き出すファイル名を指定します。

この2つが指定できたら、エクスポート(Export)ボタンをクリックします。

書き出すファイルの画像サイズを変えたいときは、ビットマップサイズ(Bitmap size)の値を修正してからエクスポート(Export)してください。