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3と4のリビジョン間の差分
2009-02-06 12:44:42時点のリビジョン3
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編集者: masahiko
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2009-02-06 12:51:24時点のリビジョン4
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編集者: masahiko
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ダウンロードしたファイルをAOIで開きアニメーションを作成します。
ファイルにはイルカの形のデータだけが入っています。
イルカのショーを考えましょう。
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1秒間に30枚の画像を次々と表示すると、動いているように見えます。 この1枚1枚のことをフレームと言います。 1秒間に30枚の画像を次々と表示すると、動いているように見えます。
この1枚1枚のことを<<Color(red:フレーム)>>と言います。
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1秒間のアニメーションを作るためには30枚の画像が必要で、1秒分だけでもこれまでの30倍の計算時間がかかることになります。たった1秒間のアニメーションを作るために、 30回も同じ作業を繰り返すのは大変です。
そこで、特定の瞬間(フレーム)の状態だけを人間が指定し、 他の瞬間(フレーム)はコンピュータに計算させることにします。
1秒間のアニメーションを作るためには30枚の画像が必要で、
1秒分だけでもこれまでの30倍の計算時間がかかることになります。
たった1秒間のアニメーションを作るために、30回も同じ作業を繰り返すのは大変です。

そこで、特定の瞬間(フレーム)の状態だけを人間が指定し、
他の瞬間(フレーム)はコンピュータに計算させることにします。
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サンプル === スコア ===
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イルカのデータを利用して、 アニメーション作成の手順をひと通り行ってみましょう。
次の行をクリックしてダウンロードしてください。
イルカのデータ
画面下部が次のような表示になっています。
これがスコアです。
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ダウンロードしたファイルをAOIで開きアニメーションを作成します。
ファイルにはイルカの形のデータだけが入っています。
イルカのショーを考えましょう。
最近のバージョンでは最初からスコアが表示されるようになっていますが、
もし表示されていない場合は
 「アニメーション」メニューから「スコアを表示」
を選ぶことで表示できます。
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 {{attachment:anime12.png}}
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スコア  . 左端には選択している物体の名前が表示されます。
 . スコア上部に横方向に並んでいる数は開始からの秒です。
 . 緑色の縦線は現在の時間(秒、フレーム)を表しています。
 . 現在のフレーム位置は数(秒)の部分でクリックしたりドラッグして変更できます。
 . 正確なフレーム番号などは、画面左でスコアのすぐ上に表示されます。
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「アニメーション」メニューから「スコアを表示」を選びます。 画面下部が次のような表示になります。これがスコアです。

画像

左端には選択している物体の名前が表示されます。
スコア上部に横方向に並んでいる数は開始からの秒です。
緑色の縦線は現在の時間(秒、フレーム)を表しています。
現在のフレーム位置は数(秒)の部分でクリックしたりドラッグして変更できます。
正確なフレーム番号などは、画面左でスコアのすぐ上に表示されます。

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アニメーションの基本

概要と課題

サンプルファイルを利用して、アニメーション作成の手順を解説します。

イルカのデータiruka.aoi をダウンロードし、アニメーション作成の練習をしなさい。

ダウンロードしたファイルをAOIで開きアニメーションを作成します。 ファイルにはイルカの形のデータだけが入っています。 イルカのショーを考えましょう。


アニメーションの考え方

1秒間に30枚の画像を次々と表示すると、動いているように見えます。 この1枚1枚のことをフレームと言います。 1枚の画像の作り方はこれまでと同じです。モデリング、配置、着色、レンダリングという手順です。

  • anime11.png

1秒間のアニメーションを作るためには30枚の画像が必要で、 1秒分だけでもこれまでの30倍の計算時間がかかることになります。 たった1秒間のアニメーションを作るために、30回も同じ作業を繰り返すのは大変です。

そこで、特定の瞬間(フレーム)の状態だけを人間が指定し、 他の瞬間(フレーム)はコンピュータに計算させることにします。 例えば1秒目の瞬間の位置と2秒目の瞬間の位置を指定し、 その間の29枚分の位置は計算により補間します。 位置などの状態を指定したフレームのことをキーフレームと言います。


スコア

画面下部が次のような表示になっています。 これがスコアです。

最近のバージョンでは最初からスコアが表示されるようになっていますが、 もし表示されていない場合は

  • 「アニメーション」メニューから「スコアを表示」

を選ぶことで表示できます。

  • anime12.png

  • 左端には選択している物体の名前が表示されます。
  • スコア上部に横方向に並んでいる数は開始からの秒です。
  • 緑色の縦線は現在の時間(秒、フレーム)を表しています。
  • 現在のフレーム位置は数(秒)の部分でクリックしたりドラッグして変更できます。
  • 正確なフレーム番号などは、画面左でスコアのすぐ上に表示されます。


キーフレームの設定

位置と向きに関するキーフレームを設定するには、 次の1 03を必要なだけ行います。

1) スコア上で緑の線の位置を調整し、 フレーム(時間)を選びます。 2) 選択ツールで動かしたい部品を1つ選択し、 そのフレームにおける位置に移動します。 3) 「アニメーション」メニューより「位置を設定」を選びます。

スコア上のPosition, Rotationの現在の位置に <> マークが追加されます。

区間(時間)を開けて何箇所か設定してください。 1箇所だけでは動きません。 キーフレームの間隔は短くしすぎないように注意。

動きの確認

方法1 スコア上で緑の線をドラッグすることで簡単な確認ができます 。

方法2 「アニメーション」メニューより「プレビュー」を選びます。 現れたウインドウで、開始(秒)と終了(秒)の数値を入力すると、次のようなウインドウで動きの確認ができます。 こちらの方法だと動きの速さもわかります。

画像

キーフレームの修正

同じフレームで再度「位置を設定」すると、後で設定したものが有効です。

キーフレームを削除したいときは、スコア上で <> を選択し、「アニメーション」メニューの「キーフレームを削除」を選びます。

アニメーションの基本 (最終更新日時 2009-02-06 12:58:41 更新者 masahiko)