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location: まとめと補足

ここまでのまとめ


クラス

クラスの記述(プログラム)は次のような形式になる。 5つの項目があるが、必要なものだけ記述すればよい。

それぞれ修飾子をつけることができる。


static変数

static修飾子のついた変数宣言。

static変数(静的変数)はクラス内に取られる変数で、 そのクラスのインスタンスから共通のものとして扱うことができます。

ajiはインスタンスの属性であり、 インスタンス内に変数が取られます。

一方static修飾子がつけられた変数kosuはクラス内に取られます。

図で示すとこのようになります。 クラス内に点線で囲まれた変数はインスタンスの型紙として用いられるだけで、 ここに変数が取られるわけではありません。

この変数を使ってTakoyakiインスタンスが作られた個数を数えることができます。

いくつかコンストラクタを呼び出した後、変数kosuの値を出力して確かめることができます。

これまで学んだように、他のクラスから利用されることもあります。 Takoyakiクラスのmainメソッド以外でコンストラクタが呼ばれた場合を考えると、 この方法で数えるのが良いことがわかります。


属性

static修飾子のつかない変数宣言。

この変数は個々のインスタンス内にとられる。

他から参照するには

の形式で書く。

そのクラスのメソッド内では

の形式になる。 ただし、混乱の可能性が無ければthis.は省略できる。


コンストラクタ

コンストラクタはクラス名と同じ名前で後ろに()がつく。

引数の型や個数が異なればいくつでも定義できる。


普通のメソッド

static修飾子のつかないメソッド。

メソッドの呼び出しは

の形式で書く。 引数は無いときもあるし、複数のときもある。

メソッド内では、呼び出しもとのインスタンスはthisで参照できる。


staticメソッド

static修飾子のついたメソッド。

他のクラスから呼び出すときは

の形式で書く。


修飾子

static

final

public

private