本を使った作品
本を使った作品を作ります。
手順
今回
次回
最終回
全体の構成を考える。
◎
それぞれのページを作る。
○
○
ページ内のスクリプトを作る。
○
○
ページ間のスクリプトを作る。
◎
全体の調整。
◎
全体の構成
例をいくつか示します。
組み合わせて使うと面白いと思います。
例1
ページをめくりながら本を読むような形式のもの。
ページ内であるものをクリックすることで次のページに進むようにできる。 あるものを見つけないと次に進めないようにもできる。
p.1 起
- ↓
p.2 承
- ↓
p.3 転
- ↓
p.4 結
例2
ユーザが、ページ内のどれをクリックするかでストーリーが変わる。
分岐した後でさらに分岐したり、もとに戻ったりなども考えられます。
p.1 起
- ↓
p.2 承
- ↓
p.3 質問
- p.4またはp.5へ
p.4 結1
p.5 結2
例3
ストーリーの途中でゲームがある。
p.1 オープニング
- ↓
p.2 ストーリー展開
- ↓
p.3 ゲーム
- p.4またはp.5へ
p.4 失敗
- p.3へもどる
p.5 クリア
それぞれのページを作る
各ページの作り方はこれまでと同様です。
部品によっては、本の中に直接入れないと入らないものもあります。
入れ物は本の外に置いて使います。
ページ内の背景など動かしたくないものは、クリックしてもつかめないようにしておくとよい。
ページ内のスクリプト
ページ内で動作するスクリプトはこれまでと同様に作成します。
1ページ目を作る
1ページ目にはタイトルを書きます。
絵は動かなくて良い。
はじめるの文字をクリックすると次のページに進むようにする予定です。
各ページの初期化スクリプトを作る
本のスクリプトとして、次のような形式で作ります。
2ページ目初期化の例
次のうち必要なものを記入する
- スクリプト名はページ2のように変えておくと分かりやすい
- 1行目でページ番号の指定をする
- 動く可能性のあるオブジェクトを始めの位置に移動する
- 必要なスクリプトをスタートする
作成したページの数だけ、同様に作成する。
ページを変える方法
オブジェクトをクリックしたとき別のページに移動するには このようにします。
- 1ページ目にあるはじめるというオブジェクトがクリックされたとき、本のページ2というスクリプトが1回実行される。
- スクリプトの中身はこれだけでよい。
- ノーマル、チクタクの部分を押してマウスアップに変える
あるものにぶつかったとき別のページに進むには このようにします。