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location: "etoys本を使った作品(3)"の差分
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2011-07-15 00:54:37時点のリビジョン7
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編集者: masahiko
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2012-07-12 02:50:58時点のリビジョン17
サイズ: 3832
編集者: masahiko
コメント:
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行 1: 行 1:
#acl All:
行 11: 行 12:
行 12: 行 14:
=== 全体の構成 ===
例をいくつか示します。
=== ページ内のスクリプト ===
行 15: 行 16:
組み合わせて使うと面白いと思います。 ページ内で動作するスクリプトはこれまでと同様に作成します。
行 17: 行 18:
==== 例1 ====
ページをめくりながら本を読むような形式のもの。
----
=== 1ページ目を作る ===
1ページ目にはタイトルを書きます。
行 20: 行 22:
ページ内であるものをクリックすることで次のページに進むようにできる。
あるものを見つけないと次に進めないようにもできる。
絵は動かなくて良い。
 . {{attachment:book28.png}}
はじめるの文字をクリックすると次のページに進むようにする予定です。
行 23: 行 26:
 ||<#ffeecc>p.1 起 ||
  . ↓
 ||<#ffeecc>p.2 承 ||
  . ↓
 ||<#ffeecc>p.3 転 ||
  . ↓
 ||<#ffeecc>p.4 結 ||
----
=== 各ページの初期化スクリプトを作る ===
行 31: 行 29:
==== 例2 ====
ユーザが、ページ内のどれをクリックするかでストーリーが変わる。
本のスクリプトとして、次のような形式で作ります。
行 34: 行 31:
分岐した後でさらに分岐したり、もとに戻ったりなども考えられます。
 ||<#ffeecc>p.1 起 ||
  . ↓
 ||<#ffeecc>p.2 承 ||
  . ↓
 ||<#ffeecc>p.3 質問 ||
  . p.4またはp.5へ
 ||<#ffeecc>p.4 結1 ||
  .
 ||<#ffeecc>p.5 結2 ||
2ページ目初期化の例
 . {{attachment:book29.png}}
行 45: 行 34:
==== 例3 ====
ストーリーの途中でゲームがある。
 ||<#ffeecc>p.1 オープニング ||
  . ↓
 ||<#ffeecc>p.2 ストーリー展開 ||
  . ↓
 ||<#ffeecc>p.3 ゲーム ||
  . p.4またはp.5へ
 ||<#ffeecc>p.4 失敗 ||
  . p.3へもどる
 ||<#ffeecc>p.5 クリア ||
次のうち必要なものを記入する
 * スクリプト名はページ2のように変えておくと分かりやすい
 * 1行目でページ番号の指定をする
 * 動く可能性のあるオブジェクトを始めの位置に移動する
 * 必要なスクリプトをスタートする

作成したページの数だけ、同様に作成する。

----
=== ページを変える方法 ===
オブジェクトをクリックしたとき別のページに移動するには
このようにします。

 . 1ページ目にあるはじめるというオブジェクトがクリックされたとき、本のページ2というスクリプトが1回実行される。

 . スクリプトの中身はこれだけでよい。

 . ノーマル、チクタクの部分を押してマウスアップに変える
 . {{attachment:book30.png}}
あるものにぶつかったとき別のページに進むには
このようにします。
 . {{attachment:book31.png}}

----
=== 全体の調整 ===
==== スクリプトの状態と動作 ====

スクリプトは
 * チクタクで動作させるもの
 * 1回だけ実行されるもの
 * 他から呼び出して使うもの
に分けられます。

どんなときに実行されるかにより、設定が異なります。
 * チクタク 1秒間に8回実行されます。
 * ノーマル 他から呼び出されるものは、通常は停止しています。
 * マウスアップ クリックしたとき(1回)動作します。

チクタクで動作させるスクリプトも
 * ずっと動作していてよいもの
 * そのページの初期化が終わってから動作させるもの
に分けられます。

本を読み始める前と、
そのページで動作するときと、
2つの場合について状態を考えます。

==== 動作確認 ====
1ページ目から順に、正しく動作することを確かめます。

終わりまで読んだ後や、途中で1ページ目に戻ったときにも
正しく動作することを確かめます。

 . このとき、1ページ目に戻る以外の操作が必要ないようにします。

==== 整理 ====
本を読む人は操作を間違えるかもしれません。

次のようなものは、たたむなどして見えないようにしておきます。
 * ビューア
 * スクリプト
 * 入れ物

本のボタンは表示が少ないものにし、ページを増やすなどの操作ができないようにしておくとよい。

ページを変えるボタンなども非表示にできます。
非表示にする場合は、最初のページに戻る方法を用意しておくこと。

本を使った作品

本を使った作品を作ります。

  • 手順

    今回

    次回

    最終回

    全体の構成を考える。

    それぞれのページを作る。

    ページ内のスクリプトを作る。

    ページ間のスクリプトを作る。

    全体の調整。


ページ内のスクリプト

ページ内で動作するスクリプトはこれまでと同様に作成します。


1ページ目を作る

1ページ目にはタイトルを書きます。

絵は動かなくて良い。

  • [添付]

はじめるの文字をクリックすると次のページに進むようにする予定です。


各ページの初期化スクリプトを作る

本のスクリプトとして、次のような形式で作ります。

2ページ目初期化の例

  • [添付]

次のうち必要なものを記入する

  • スクリプト名はページ2のように変えておくと分かりやすい
  • 1行目でページ番号の指定をする
  • 動く可能性のあるオブジェクトを始めの位置に移動する
  • 必要なスクリプトをスタートする

作成したページの数だけ、同様に作成する。


ページを変える方法

オブジェクトをクリックしたとき別のページに移動するには このようにします。

  • 1ページ目にあるはじめるというオブジェクトがクリックされたとき、本のページ2というスクリプトが1回実行される。
  • スクリプトの中身はこれだけでよい。
  • ノーマル、チクタクの部分を押してマウスアップに変える
  • [添付]

あるものにぶつかったとき別のページに進むには このようにします。

  • [添付]


全体の調整

スクリプトの状態と動作

スクリプトは

  • チクタクで動作させるもの
  • 1回だけ実行されるもの
  • 他から呼び出して使うもの

に分けられます。

どんなときに実行されるかにより、設定が異なります。

  • チクタク 1秒間に8回実行されます。
  • ノーマル 他から呼び出されるものは、通常は停止しています。
  • マウスアップ クリックしたとき(1回)動作します。

チクタクで動作させるスクリプトも

  • ずっと動作していてよいもの
  • そのページの初期化が終わってから動作させるもの

に分けられます。

本を読み始める前と、 そのページで動作するときと、 2つの場合について状態を考えます。

動作確認

1ページ目から順に、正しく動作することを確かめます。

終わりまで読んだ後や、途中で1ページ目に戻ったときにも 正しく動作することを確かめます。

  • このとき、1ページ目に戻る以外の操作が必要ないようにします。

整理

本を読む人は操作を間違えるかもしれません。

次のようなものは、たたむなどして見えないようにしておきます。

  • ビューア
  • スクリプト
  • 入れ物

本のボタンは表示が少ないものにし、ページを増やすなどの操作ができないようにしておくとよい。

ページを変えるボタンなども非表示にできます。 非表示にする場合は、最初のページに戻る方法を用意しておくこと。

etoys本を使った作品(3) (最終更新日時 2012-07-27 00:22:46 更新者 masahiko)