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* ページの進め方を考える | |
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* 他の人が使う場合を考える ---- === 各ページの初期化スクリプトを作る === 本のスクリプトとして、次のような形式で作ります。 2ページ目初期化の例 . {{attachment:book29.png}} 次のうち必要なものを記入する * スクリプト名はページ2のように変えておくと分かりやすい * 1行目でページ番号の指定をする * 動く可能性のあるオブジェクトを始めの位置に移動する * 必要なスクリプトをスタートする 作成したページの数だけ、同様に作成する。 ---- === ページを変える方法 === オブジェクトをクリックしたとき別のページに移動するには このようにします。 . 1ページ目にあるはじめるというオブジェクトがクリックされたとき、本のページ2というスクリプトが1回実行される。 . スクリプトの中身はこれだけでよい。 . ノーマル、チクタクの部分を押してマウスアップに変える . {{attachment:book30.png}} あるものにぶつかったとき別のページに進むには このようにします。 . {{attachment:book31.png}} |
* 最後の仕上げ |
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==== スクリプトの状態と動作 ==== | 他の人が使う場合を考えて調整します。 |
行 52: | 行 22: |
スクリプトは * チクタクで動作させるもの * 1回だけ実行されるもの * 他から呼び出して使うもの に分けられます。 |
本を読む人は操作を間違えるかもしれません。 |
行 58: | 行 24: |
どんなときに実行されるかにより、設定が異なります。 * チクタク 1秒間に8回実行されます。 * ノーマル 他から呼び出されるものは、通常は停止しています。 * マウスアップ クリックしたとき(1回)動作します。 |
背景などのオブジェクトは動かせないようにしておきましょう。 |
行 63: | 行 26: |
チクタクで動作させるスクリプトも * ずっと動作していてよいもの * そのページの初期化が終わってから動作させるもの に分けられます。 |
==== 動作確認の準備 ==== 本のビューアを表示し、次のスクリプトを作成し 本の外側に配置してください。 |
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本を読み始める前と、 そのページで動作するときと、 2つの場合について状態を考えます。 |
. {{attachment:book48.png}} |
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==== 動作確認 ==== | このスクリプトを1回実行(!を押す)すると 1ページ目に戻ります。 ページ番号を変えて実行すれば、どのページにも移動できます。 ==== 動作確認1 ==== |
行 74: | 行 39: |
==== 動作確認2 ==== |
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行 78: | 行 45: |
. このとき、1ページ目に戻る以外の操作が必要ないようにします。 ==== 整理 ==== 本を読む人は操作を間違えるかもしれません。 |
---- === 最後の仕上げ === |
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本のボタンは表示が少ないものにし、ページを増やすなどの操作ができないようにしておくとよい。 | 本のビューアで、本の操作の中にある 本のページコントロールを表示を'''いいえ''' にします。 |
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ページを変えるボタンなども非表示にできます。 非表示にする場合は、最初のページに戻る方法を用意しておくこと。 |
. {{attachment:book50.png}} 本の上部にあったボタン類の表示がなくなります。 動作確認の準備で作成したスクリプトのノーマルの部分をクリックし このスクリプトを実行するときは? から '''開いたとき''' を選びます。 このようになります。 . {{attachment:book49.png}} この状態で保存してください。 このプロジェクトを読み込んだとき 1ページ目から実行されるようになります。 |
本を使った作品(3)
本を使った作品を作ります。
前回までの内容
- 全体の構成を考える
- それぞれのページを作る
- ページ内のスクリプトを作る
- ページの進め方を考える
- ページを初期化するスクリプト
- ページを変えるスクリプト
今回の内容
- 全体の調整
- 最後の仕上げ
全体の調整
他の人が使う場合を考えて調整します。
- 本を読む人は操作を間違えるかもしれません。
背景などのオブジェクトは動かせないようにしておきましょう。
動作確認の準備
本のビューアを表示し、次のスクリプトを作成し 本の外側に配置してください。
このスクリプトを1回実行(!を押す)すると 1ページ目に戻ります。
ページ番号を変えて実行すれば、どのページにも移動できます。
動作確認1
1ページ目から順に、正しく動作することを確かめます。
動作確認2
終わりまで読んだ後や、途中で1ページ目に戻ったときにも 正しく動作することを確かめます。
最後の仕上げ
次のようなものは、たたむなどして見えないようにしておきます。
- ビューア
- スクリプト
- 入れ物
本のビューアで、本の操作の中にある
本のページコントロールを表示をいいえ
にします。
本の上部にあったボタン類の表示がなくなります。
動作確認の準備で作成したスクリプトのノーマルの部分をクリックし
このスクリプトを実行するときは? から 開いたとき
を選びます。
このようになります。
この状態で保存してください。
このプロジェクトを読み込んだとき 1ページ目から実行されるようになります。