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---- === 全体の構成 === 例をいくつか示します。 組み合わせて使うと面白いと思います。 ==== 例1 ==== ページをめくりながら本を読むような形式のもの。 ページ内であるものをクリックすることで次のページに進むようにできる。 あるものを見つけないと次に進めないようにもできる。 ||<#ffeecc>p.1 起 || . ↓ ||<#ffeecc>p.2 承 || . ↓ ||<#ffeecc>p.3 転 || . ↓ ||<#ffeecc>p.4 結 || ==== 例2 ==== ユーザが、ページ内のどれをクリックするかでストーリーが変わる。 分岐した後でさらに分岐したり、もとに戻ったりなども考えられます。 ||<#ffeecc>p.1 起 || . ↓ ||<#ffeecc>p.2 承 || . ↓ ||<#ffeecc>p.3 質問 || . p.4またはp.5へ ||<#ffeecc>p.4 結1 || . ||<#ffeecc>p.5 結2 || ==== 例3 ==== ストーリーの途中でゲームがある。 ||<#ffeecc>p.1 オープニング || . ↓ ||<#ffeecc>p.2 ストーリー展開 || . ↓ ||<#ffeecc>p.3 ゲーム || . p.4またはp.5へ ||<#ffeecc>p.4 失敗 || . p.3へもどる ||<#ffeecc>p.5 クリア || |
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=== それぞれのページを作る === 各ページの作り方はこれまでと同様です。 |
=== 各ページの初期化スクリプトを作る === |
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部品によっては、本の中に直接入れないと入らないものもあります。 | 本のスクリプトとして、次のような形式で作ります。 |
行 63: | 行 18: |
入れ物は本の外に置いて使います。 | 2ページ目初期化の例 . {{attachment:book29.png}} |
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ページ内の背景など動かしたくないものは、クリックしてもつかめないようにしておくとよい。 . ハロを出し、メニューをクリックします。 . {{attachment:book22.png}} . モーフがつかめないかをon(■)にします。 . {{attachment:book23.png}} ---- === ページ内のスクリプト === |
次のうち必要なものを記入する * スクリプト名はページ2のように変えておくと分かりやすい * 1行目でページ番号の指定をする * 動く可能性のあるオブジェクトを始めの位置に移動する * 必要なスクリプトをスタートする |
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ページ内で動作するスクリプトはこれまでと同様に作成します。 | 作成したページの数だけ、同様に作成する。 |
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=== ページ間のスクリプト === | === ページを変える方法 === オブジェクトをクリックしたとき別のページに移動するには このようにします。 . 1ページ目にあるはじめるというオブジェクトがクリックされたとき、本のページ2というスクリプトが1回実行される。 . スクリプトの中身はこれだけでよい。 . ノーマル、チクタクの部分を押してマウスアップに変える . {{attachment:book30.png}} あるものにぶつかったとき別のページに進むには このようにします。 . {{attachment:book31.png}} |
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==== スクリプトの状態と動作 ==== スクリプトは * チクタクで動作させるもの * 1回だけ実行されるもの * 他から呼び出して使うもの に分けられます。 どんなときに実行されるかにより、設定が異なります。 * チクタク 1秒間に8回実行されます。 * ノーマル 他から呼び出されるものは、通常は停止しています。 * マウスアップ クリックしたとき(1回)動作します。 チクタクで動作させるスクリプトも * ずっと動作していてよいもの * そのページの初期化が終わってから動作させるもの に分けられます。 本を読み始める前と、 そのページで動作するときと、 2つの場合について状態を考えます。 ==== 動作確認 ==== 1ページ目から順に、正しく動作することを確かめます。 終わりまで読んだ後や、途中で1ページ目に戻ったときにも 正しく動作することを確かめます。 . このとき、1ページ目に戻る以外の操作が必要ないようにします。 ==== 整理 ==== 本を読む人は操作を間違えるかもしれません。 次のようなものは、たたむなどして見えないようにしておきます。 * ビューア * スクリプト * 入れ物 本のボタンは表示が少ないものにし、ページを増やすなどの操作ができないようにしておくとよい。 ページを変えるボタンなども非表示にできます。 非表示にする場合は、最初のページに戻る方法を用意しておくこと。 |
本を使った作品
本を使った作品を作ります。
手順
今回
次回
最終回
全体の構成を考える。
◎
それぞれのページを作る。
○
○
ページ内のスクリプトを作る。
○
○
ページ間のスクリプトを作る。
◎
全体の調整。
◎
各ページの初期化スクリプトを作る
本のスクリプトとして、次のような形式で作ります。
2ページ目初期化の例
次のうち必要なものを記入する
- スクリプト名はページ2のように変えておくと分かりやすい
- 1行目でページ番号の指定をする
- 動く可能性のあるオブジェクトを始めの位置に移動する
- 必要なスクリプトをスタートする
作成したページの数だけ、同様に作成する。
ページを変える方法
オブジェクトをクリックしたとき別のページに移動するには このようにします。
- 1ページ目にあるはじめるというオブジェクトがクリックされたとき、本のページ2というスクリプトが1回実行される。
- スクリプトの中身はこれだけでよい。
- ノーマル、チクタクの部分を押してマウスアップに変える
あるものにぶつかったとき別のページに進むには このようにします。
全体の調整
スクリプトの状態と動作
スクリプトは
- チクタクで動作させるもの
- 1回だけ実行されるもの
- 他から呼び出して使うもの
に分けられます。
どんなときに実行されるかにより、設定が異なります。
- チクタク 1秒間に8回実行されます。
- ノーマル 他から呼び出されるものは、通常は停止しています。
- マウスアップ クリックしたとき(1回)動作します。
チクタクで動作させるスクリプトも
- ずっと動作していてよいもの
- そのページの初期化が終わってから動作させるもの
に分けられます。
本を読み始める前と、 そのページで動作するときと、 2つの場合について状態を考えます。
動作確認
1ページ目から順に、正しく動作することを確かめます。
終わりまで読んだ後や、途中で1ページ目に戻ったときにも 正しく動作することを確かめます。
- このとき、1ページ目に戻る以外の操作が必要ないようにします。
整理
本を読む人は操作を間違えるかもしれません。
次のようなものは、たたむなどして見えないようにしておきます。
- ビューア
- スクリプト
- 入れ物
本のボタンは表示が少ないものにし、ページを増やすなどの操作ができないようにしておくとよい。
ページを変えるボタンなども非表示にできます。 非表示にする場合は、最初のページに戻る方法を用意しておくこと。