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| LOGOという言語でカメを使って説明されたことから、 | LOGOという言語でカメのロボットを動かして実践されたことから、 |
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| ここでは、1つのスクリプトを1回実行するだけで描けるものを考えます。 | ここでは、1つのスクリプトを{{attachment:usagi02.png}}で 1回実行するだけで描くことを考えます。 |
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| 今回は絵を1つだけ描いてください。 | === オブジェクトの準備 === 絵を1つだけ描いてください。 |
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| ---- === 名前の修正 === 中ボタンでクリックし'''ハロ'''を表示します。 |
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| 部品(オブジェクトと呼びます)の名前は下中央に表示されます。 . 最初は'''スケッチ'''になっています。 . この部分をクリックし、新しい名前を入力します。 . {{attachment:turtle04.png}} . うさぎに変更しました。 ---- === 中心位置と移動方向の修正 === '''ハロ'''を表示すると オブジェクトの中心付近に'''青い丸'''と'''緑の矢印'''が表示されます。 . '''青い丸'''は回転するときの中心位置です。 . 移動にともなって線を引くときにも、この位置が使われます。 . 修正するにはシフトキーを押しながら青い丸をドラッグします。 |
名前をつけること。 . とんぼ にしました。 中心位置と移動方向を調整すること。 |
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| . '''緑の矢印'''は進むときの方向です。 . 修正するにはシフトキーを押しながら矢印の先をドラッグします。 . {{attachment:turtle03.png}} |
中心位置が移動した跡が残るようになります。 絵の端など、分かりやすい位置に設定するとよい。 . 中心位置を しっぽの先 に . 移動方向を 上 にしました。 |
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| === スクリプト === 目の形のハロをクリックすると画面右にビューアが表示されます。 このボタンを押すとスクリプトが1回実行されます。 . {{attachment:usagi02.png}} |
=== 例1 === 図のように進むスクリプトを考えます。 . {{attachment:turtle03.png}} . 矢印で示した線の長さは100とします。 次の3つの動作を順に行えばよい。 . 前へ100進む . 右へ90度曲がる . 前へ100進む これをスクリプトにまとめるとこのようになります。 . {{attachment:turtle04.png}} ビューアで'''ペンの使い方'''カテゴリを表示し、 '''ペンがおりているか'''の値を'''はい'''にします。 |
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| この後、作成したスクリプトの{{attachment:usagi02.png}}を押して実行してみましょう。 | |
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| . 移動した跡に線が引かれます。 横を向いている状態で実行した場合は |
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| このようになります。 | |
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| 斜めを向いていたら | |
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| このようになります。 | |
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| {{attachment:usagi02.png}}を2回行うとこのようになります。 | |
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| ビューアで'''入れ物のペン軌跡を全部消す'''を {{attachment:usagi02.png}}で実行すれば、線が消えます。 ---- === 例2 === 図のように進むスクリプトを考えます。 |
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| スクリプトは同様に書けます。 | |
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| とんぼが上を向いた状態で実行すると . {{attachment:turtle01.png}} このようになります。 |
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| ---- === 例3 === 次のスクリプトを考えます。 . 例2のスクリプトに1行追加されています。 |
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| 実行すると、描かれる線は同じで、終わったときの向きだけが違います。 | |
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| 線が隠れていましたが、とんぼをよけてみると確かに同じ図形が描かれています。 | |
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| このスクリプトをみると、同じ内容が4回繰り返されています。 | |
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| 繰り返しを楽に記述するには繰り返しのタイルを使います。 . スクリプトの道具箱から引き出して使います。 |
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| 繰り返し回数を指定し、実行の右に繰り返す内容を記述します。 | |
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| . {{attachment:turtle21.png}} |
タートルグラフィックス
オブジェクトが動いた跡を残すことで、絵を描くことができます。
LOGOという言語でカメのロボットを動かして実践されたことから、 タートルグラフィックスと呼ばれています。
ここでは、1つのスクリプトを
で 1回実行するだけで描くことを考えます。
オブジェクトの準備
絵を1つだけ描いてください。 向きがはっきり分かるものにすること。
名前をつけること。
- とんぼ にしました。
中心位置と移動方向を調整すること。
中心位置が移動した跡が残るようになります。 絵の端など、分かりやすい位置に設定するとよい。
- 中心位置を しっぽの先 に
- 移動方向を 上 にしました。
例1
図のように進むスクリプトを考えます。
- 矢印で示した線の長さは100とします。
次の3つの動作を順に行えばよい。
- 前へ100進む
- 右へ90度曲がる
- 前へ100進む
これをスクリプトにまとめるとこのようになります。
ビューアでペンの使い方カテゴリを表示し、 ペンがおりているかの値をはいにします。
この後、作成したスクリプトの
を押して実行してみましょう。
- 移動した跡に線が引かれます。
横を向いている状態で実行した場合は
このようになります。
斜めを向いていたら
このようになります。
を2回行うとこのようになります。
ビューアで入れ物のペン軌跡を全部消すを
で実行すれば、線が消えます。
例2
図のように進むスクリプトを考えます。
スクリプトは同様に書けます。
とんぼが上を向いた状態で実行すると
このようになります。
例3
次のスクリプトを考えます。
- 例2のスクリプトに1行追加されています。
実行すると、描かれる線は同じで、終わったときの向きだけが違います。
線が隠れていましたが、とんぼをよけてみると確かに同じ図形が描かれています。
このスクリプトをみると、同じ内容が4回繰り返されています。
繰り返しを楽に記述するには繰り返しのタイルを使います。
- スクリプトの道具箱から引き出して使います。
繰り返し回数を指定し、実行の右に繰り返す内容を記述します。
