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2010-03-08 00:51:35時点のリビジョン10
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編集者: masahiko
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編集者: masahiko
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== etoys入門1 ==
 Smalltalk :: オブジェクト指向言語の元祖
 Squeak :: オープンソースのSmalltalk
 Etoys :: Squeak上でGUIプログラミング
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#acl All:
== タートルグラフィックス ==

オブジェクトが動いた跡を残すことで、絵を描くことができます。

LOGOという言語でカメのロボットを動かして実践されたことから、
タートルグラフィックスと呼ばれています。

ここでは、1つのスクリプトを{{attachment:usagi02.png}}で
1回実行するだけで描くことを考えます。
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=== 起動 ===
スタートメニューから'''スクイークetoys'''を選びます。
 . {{attachment:startmenu.png}}
起動したら<<Color(orange:↑はじめよう)>>が指している絵をクリックします。
 . {{attachment:start1.png}}
名前が'''名無し'''になっていることを確認してから次を行います。
=== オブジェクトの準備 ===
絵を1つだけ描いてください。
向きがはっきり分かるものにすること。
 . {{attachment:turtle01.png}}

名前をつけること。
 . とんぼ にしました。

中心位置と移動方向を調整すること。
 . {{attachment:turtle02.png}}
中心位置が移動した跡が残るようになります。
絵の端など、分かりやすい位置に設定するとよい。
 . 中心位置を しっぽの先 に
 . 移動方向を 上 にしました。
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=== お絵かき ===
このボタンを押すと絵を描く画面になります。
 . {{attachment:paint1.png}}
描き終ったら'''保存'''を押します。
 . {{attachment:paint2.png}}
----
=== ハロ ===
描き終わった絵は自由に配置することができます。(左ボタン)
 . {{attachment:paint4.png}}
中ボタンでクリックすると絵のまわりに'''ハロ'''が表示されます。
 . {{attachment:paint5.png}}
----
=== スクリプト ===
目の形のハロをクリックすると画面右にビューアが表示されます。
 . {{attachment:tile1.png}}
ビューアからタイルを取り出してスクリプトを作成できます。
 . {{attachment:tile2.png}}
このボタンを押すとスクリプトが1回実行されます。
 . {{attachment:usagi02.png}}
このボタンを使って繰り返し実行の設定ができます。
 . {{attachment:usagi08.png}}
どんなときに実行するかを指定することもできます。
 . {{attachment:script3.png}}
----
=== 演習 ===
絵を描いて配置しなさい。
 . 複数個の絵を配置してもよい。

スクリプトを2つ作成しなさい。
 . 1つはチクタクで繰り返し実行する
 . もう1つはマウスが入ったときに実行する

どのような組み合わせにすると、楽しい作品ができるか考えましょう。
=== 例1 ===
図のように進むスクリプトを考えます。
 . {{attachment:turtle03.png}}
 . 矢印で示した線の長さは100とします。
次の3つの動作を順に行えばよい。
 . 前へ100進む
 . 右へ90度曲がる
 . 前へ100進む
これをスクリプトにまとめるとこのようになります。
 . {{attachment:turtle04.png}}
ビューアで'''ペンの使い方'''カテゴリを表示し、
'''ペンがおりているか'''の値を'''はい'''にします。
 . {{attachment:turtle05.png}}
この後、作成したスクリプトの{{attachment:usagi02.png}}を押して実行してみましょう。
 . {{attachment:turtle06.png}}
 . 移動した跡に線が引かれます。

タートルグラフィックス

オブジェクトが動いた跡を残すことで、絵を描くことができます。

LOGOという言語でカメのロボットを動かして実践されたことから、 タートルグラフィックスと呼ばれています。

ここでは、1つのスクリプトをusagi02.png1回実行するだけで描くことを考えます。


オブジェクトの準備

絵を1つだけ描いてください。 向きがはっきり分かるものにすること。

  • turtle01.png

名前をつけること。

  • とんぼ にしました。

中心位置と移動方向を調整すること。

  • turtle02.png

中心位置が移動した跡が残るようになります。 絵の端など、分かりやすい位置に設定するとよい。

  • 中心位置を しっぽの先 に
  • 移動方向を 上 にしました。


例1

図のように進むスクリプトを考えます。

  • turtle03.png

  • 矢印で示した線の長さは100とします。

次の3つの動作を順に行えばよい。

  • 前へ100進む
  • 右へ90度曲がる
  • 前へ100進む

これをスクリプトにまとめるとこのようになります。

  • turtle04.png

ビューアでペンの使い方カテゴリを表示し、 ペンがおりているかの値をはいにします。

  • turtle05.png

この後、作成したスクリプトのusagi02.pngを押して実行してみましょう。

  • turtle06.png

  • 移動した跡に線が引かれます。

etoysタートルグラフィックス (最終更新日時 2012-05-09 13:06:59 更新者 masahiko)