== スクリプトの起動と停止 == これまでスクリプトを実行したり停止したりするには、ビューアやスクリプト自身を表示して {{attachment:usagi02.png}} や {{attachment:usagi09.png}} をクリックして行っていました。 スクリプト内から他のスクリプトを実行したり、他のスクリプトや自分自身を停止したりすることができます。 スクリプトを実行したり停止したりするための命令は スクリプティングのカテゴリにあります。 . {{attachment:startstop1.png}} * スクリプトをスタートする * スクリプトをストップする を使います。 ---- === 例 === 条件が成り立つ前と後とで、全く異なった動きをさせたい場合を例として説明します。 おおまかな手順 1. 条件が成り立つ前の動きのスクリプトを作る。 1. 条件が成り立った後の動きのスクリプトを作る。 1. 条件判定を行い、スクリプトのスタートとストップをする。 動きのスクリプトを2つ作ります。 1つは条件が成り立つ前の動き、 もう1つは条件が成り立った後の動きです。 1つずつ動作を確認した後、 ポーズまたはノーマルにして動作を停止しておきます。 . {{attachment:startstop3.png}} ビューアで、 すべてのスクリプトがポーズまたはノーマルになっていることを確認します。 . {{attachment:startstop2.png}} スクリプトの名前も確認しておきます。 以下では . 「スクリプト1」が条件が成り立つ前の動き . 「スクリプト2」が条件が成り立った後の動き として説明します。 ---- === スクリプトをスタートする === スクリプト1が動作中に、 あるものにぶつかったらスクリプト2を動作させるようにします。 スクリプト1内に記述します。 . 動作しているのはスクリプト1です。 まず、テストタイルを配置して ぶつかったことの判定を記述します。 (2)このオブジェクトの空のスクリプトを作ります。 . {{attachment:start03.png}} . このオブジェクトのビューアでスクリプトのカテゴリを表示した例です。 . ここから「空スクリプト」を引っ張り出すことで作成できます。 . {{attachment:start02.png}} . 進めるや回すなどの動作のタイルを引っ張り出した後に、不要な中身を捨てても作れます。 (3)このスクリプト内に「いぬ」をスタートさせるための命令を書きます。 . 「いぬ」のビューアで、スクリプティングのカテゴリを表示します。 . 「いぬをスタートする」のタイルを引き出して、上で用意したスクリプト内に配置します。 . {{attachment:start04.png}} . このようになりました。 . {{attachment:start05.png}} . 「空スクリプト」と表示されているところをクリックし、スタートさせたいスクリプトを選びます。 . {{attachment:start06.png}} . 「スクリプト1」を選びました。 . {{attachment:start07.png}} このスクリプトを{{attachment:usagi02.png}}押して1回実行すると、 スクリプトの内容に書かれている '''いぬをスタートするスクリプト1''' が行われ、「いぬ」の「スクリプト1」がチクタクの状態になります。 動作を確認したら、「いぬ」の「スクリプト1」を「ポーズ」しておきます。 . このようになります。 . {{attachment:start09.png}} 絵の上でボタン押すと動き始めることを確認しましょう。 ---- === スクリプトを停止する === スクリプトを停止するには スクリプティングのカテゴリ内にある'''ストップする'''を使います。 '''演習''' 別の絵を用意し、スクリプトをスタートすると同様の方法で、スクリプトを停止するようにしてみましょう。 '''演習''' 生き物を動かしているスクリプト内に'''テストのタイル'''を追加し、ある物とぶつかったら停止するようにしなさい。(自分自身をストップする)