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2008-10-20 03:00:30時点のリビジョン9

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location: String

String

文字が並んだものを文字列という。

以下に文字列の使い方の一部を示します。 他にも多くのメソッド(関数)があります。


連結

文字列の連結は演算記号 + を使って行うことが出来る。

a,b,cをStringクラスの変数とし

を行うと、c の値は みなさんこんにちは になる。

基本型(プリミティブ)を文字列に連結すると、値に対応する文字列に変換してから連結される。

kがint型、xがdouble型、pがboolean型、sがStringクラスの変数のとき

を行うと、s は 値は1035.789true になる。

この機能は結果を表示するのにしばしば利用されます。 System.out.println には1つの引数しか書けなかったことを思い出してください。


文字列の長さ

文字列の長さを求めるには length メソッドを使います。

sが文字列またはStringクラスの変数のとき、

のように、長さを求めたい文字列の後ろに .length() をつけると その長さ(整数値)が返されます。

これを行うと、iの値は7、jの値は39になる。


部分文字列

文字列からその一部分を取り出すには substring メソッドを使います。

substringメソッドも文字列の後ろに .substring(0,3) のような形でつけて使います。 引数を2つとり、1番目は取り出す最初の位置、2番目は取り出す最後の文字の次の位置です。

を行うと CDE と表示される。


部分の文字

文字列を構成する1文字を取り出すには indexOf メソッドを使います。

とすると、cには文字Dが入ります。


数値への変換

文字列 s をintに変換しint型の変数 i に代入するにはこのように書きます。

文字列 s をdoubleに変換しdouble型の変数 d に代入するにはこのように書きます。


文字列の比較

2つの文字列が同じかどうかを調べるには equals メソッドを使います。

等号を使って

と書くと別の意味になります。 これはオブジェクトの比較のところで後日説明します。