プログラムの配布
完成したプログラムを実行するには、 実行したいmainメソッドが含まれるクラス名を指定して次のようなコマンドを入力しました。
>java Game13
またこのとき、実行に必要なクラスファイルや画像ファイルなどが 同じディレクトリになければなりません。
自分で作成し、自分で実行するときはこれでも構いませんが、 もっと簡単に実行できるようにできます。
Jarファイル
実行型のJarファイルを作成すると次の利点があります。
- 1つのファイルとして配布することができる。
- ファイルをダブルクリックすることで実行ができる。
作り方
1.マニフェストファイルを作ります。
- テキストエディタで作成します。
- ファイル名は好みで付けてよい。
- 例ではmanifest.txtにしています。
- 実行を開始するmainメソッドがあるクラス名を次の形式で記述します。
- 1行だけです。
- コロンとクラス名の間に空白が必要です。
- 例
Main-Class: Game15
2.Jarファイルを作成します。
- jarコマンドを用います。
- 例
>jar cfm 15game.jar manifest.txt Game15.class Game13.class photo1.jpg