プログラムの配布
完成したプログラムを実行するには、 javaコマンドを用いました。
またこのとき、実行に必要なクラスファイルや画像ファイルなどが 同じディレクトリになければなりません。
自分で作成し、自分で実行するときはこれでも構いませんが、 もっと簡単に実行できるようにできます。
Jarファイル
実行型のJarファイルを作成すると次の利点があります。
- 1つのファイルとして配布することができる。
- ファイルをダブルクリックすることで実行ができる。
作り方
1.マニフェストファイルを作ります。
- テキストエディタで作成します。
- ファイル名は好みで付けてよい。
- 例ではmanifest.txtにしています。
- 実行を開始するmainメソッドがあるクラス名を次の形式で記述します。
- 1行だけです。
コロンとクラス名の間に空白が必要です。
クラス名の後ろに改行が必要です。
- 例
Main-Class: Game7
2.Jarファイルを作成します。
- jarコマンドを用います。
jar cfm 作成するjarファイル名 マニフェストファイル名 実行に必要なファイル...
- 例
>jar cfm 15game.jar manifest.txt Game7.class photo1.jpg
作成できたら
- ダブルクリックで実行できるか
- 他の環境で実行できるか
を確認しましょう。
次のコマンドで実行することもできます。
java -jar jarファイル名