== 3次元コンピュータグラフィックス入門 == {{attachment:kaeru00.jpg}} 3次元CGとはどんなものかを、実際に作品を作りながら学びます。 フリーのソフトを使って上のようなCG作品を作ります。 所要時間はおよそ3時間です。 目次へ 前へ 次へ 3次元CGとは   物体の形、大きさ、位置、材質(色、反射率、…)、光の当たり具合、カメラ位置などの情報をデータ(数値)として与えることで、コンピュータ上で(仮想空間内で)情景を作成し、それをもとに計算によって画像を作成するものを3次元CGといいます。 形状作成などの作業をモデリングといいます。 画像を生成するための計算のことをレンダリングといいます。 3次元座標系   3次元の座標系では次の3種類が使われます。 ソフトウエアにより異なるので注意が必要です。 右手系 左手系 右手系 ソフトウエアの紹介   以下では Art of Illusion を使います。バージョン2.0を用いて説明しています。 GPLライセンスにもとづきフリーで配布されています。 日本語化については田中が協力しました。 メニューや説明の日本語についてご意見があれば私あてお知らせください。 Java上で動作します。 JREがインストールされていればOSを問わず使えます。 使い方   起動すると次のような画面になります。 画面左 : 14個のツールが並んでいます。 画面中 : 前、左、上、カメラから見た4つのビューです。 画面右 : オブジェクトリストです。 画面上 : メニューです。 画面下 : 現在のツールの説明が表示されます。 保存時のファイル名の拡張子は .aoi にしましょう。 保存したファイルをダブルクリックしても開けません。ファイルメニューから開いてください。 画像の保存は別途行います。 目次へ 前へ 次へ   演習1 形状、位置 演習2 質感、カメラ、ライト