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2009-10-02 12:18:15時点のリビジョン22

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location: 配列

配列

配列の要素の参照や要素への値の代入などでの要素の指定方法はCと同じです。

配列の宣言と使い始めに必要な処理は異なります。

1行目の変数宣言 int[ ] a; により、変数aの場所が用意される。
a の型は int[ ] (すなわち int型の配列)であるが、変数aのために用意されるのは参照型の値が入る箱1つだけである。

2行目の new int[100] により、int型のデータが100個並んだオブジェクトが作られる。

それを a に代入することで、aを使って配列の各要素を参照できるようになる。

3~4行目では配列の要素に0を代入している。
aが参照している配列の大きさは a.length で得ることができ、繰り返しの中で利用している。

変数aの定義と配列オブジェクトの作成が別々になっていることに注意。

配列オブジェクトは実行時に作成されるので、配列の実際の大きさも実行時に決まることになる。


配列の宣言は

ではなく

と書く方法もあります。

1番目の書き方はint配列型の変数a2番目の書き方はint型aの配列 と読めます。 どちらでもかまわないのですが、1番目の方がなんとなくオブジェクトっぽくて、 説明の図とあっているように見えませんか。