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2009-11-05 12:39:39時点のリビジョン23

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location: 線形リスト

線形リスト

線形リストは同じ形式のデータが一列に並んだものです。

データの追加や削除が配列と比べて楽に行えます。
真ん中あたりにデータを追加する場合を考えると分かります。

Javaで記述してみましょう。


このようなインスタンスを使います。

3つのインスタンスをつないだ例を示します。

nullはシステムで用意されている定数です。


追加

途中にデータを追加するには、リンク2箇所を修正すればよい。


削除

途中のデータを削除するには、リンク1箇所を修正すればよい。

削除されたデータからのリンクが残っていますが、リストをたどってこのデータにたどり着くことはできません。


サンプル

値としてItemクラスのインスタンスを使った例です。

クラス名は List1 としました。

属性(インスタンス変数)の型は

となります。

mainメソッドでは、変数a,b,cの3つを用いて図のようなリストを作っています。

最後に

により、aに対してメソッドdispList()を行っています。

メソッドの動作を追っかけてみましょう。

  1. aの値がthisに対応づけられます。
  2. x = this; により、thisに入っている値が変数xに代入されます。これはaの値と同じです。
  3. 11行目のwhileの条件判定を行います。xには先に作ったリストの参照が入っておりnul