== 線の作成と編集 ==

線には太さがありません。線のままではレンダリングしても見えません。

曲線を描くツールは2つ用意されています。

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=== 多角形ツール ===

 {{attachment:sofa01.png}}
ドラッグすることで多角形を作成できます。

利用する前に、このツール自身をダブルクリックしてみてください。

次のようなウインドウが現れ、「辺の数」が指定できます。
形状は、「折れ線」、「補間」、「近似」から選択できます。補間や近似を選ぶと角がなめらかになります。

 {{attachment:sofa02.png}}
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=== 曲線ツール ===
 {{attachment:cup13.png}}

曲線で描いてみましょう。

 正面ビューで描きます。 (他のビューでも描けますが、回転体を作るときには描く向きが意味を持つので注意が必要です。)
 * 位置を変えながらクリックしていくと点を結ぶ曲線が描かれます。 点と点の間は計算によって補間されます。
 * 線を終えるには選択移動ツール{{attachment:cup11.png}}を選びます。
 * 画面下の説明には別の終了方法も記載してあります。
 * 閉じた曲線(閉曲線)を描く方法の説明もあります。

線を描いている途中はこのようにクリックした点が赤で表示され、描き終えると周りに8個の点が表示されます。
 {{attachment:cup14.png}}
描き終わった後はこのようになります。(補間曲線の場合)
 {{attachment:cup16.png}}

近似曲線の場合はこのようになります。
線は補間曲線よりもなめらかに引かれます。端の点以外ではクリックした点を通らないことがほとんどです。

 {{attachment:cup15.png}}

曲線を描く前に曲線ツールをダブルクリックして、
補間か近似かを指定することができます。
 {{attachment:curve01.png}}

曲線を描いた後、編集画面で平滑方法を変更することもできます。

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=== 曲線の編集 ===

多角形ツールや曲線ツールで描いた曲線は編集(修正)することができます。
3つのツールのどれを使って描いても編集は同です。

編集を始めるにはつぎのいずれかを行います。
 * 編集したい部品をダブルクリック
 * オブジェクトリストで対応する部品名をダブルクリック
 * 部品を右クリックして編集を選ぶ

このようなウインドウが開きます。
通常の編集画面と似ていますが、ツールやメニューの項目が異なっています。
ここで曲線の編集(修正)ができます。
 {{attachment:editcurv.jpg}}
'''編集結果を有効にする'''には、このウインドウの下部にある'''OK'''を押します。
 . OKを押して初めて結果が反映されます。
 . キャンセルを押すと編集を破棄し、編集前の状態のままで編集を終わります。

一番上のツールが'''選択移動'''ツールです。
 このツールで点を選択して移動することができます。別の向きのビューを使うことで立体的な形状に編集することも可能です。

'''点の削除'''

 . 点を選択した状態で、曲線メニューから「点を削除」を選びます。
 . 中間の点を削除したときは、両側の点の間がつながれます。
 . 端の点を削除したときは、線が短くなります。

'''点の追加'''

 . 隣り合った2つの点を選択した状態で曲線メニューから「分割」を選びます。2つの点の間に点が追加されます。

'''その他'''

曲線メニューの一番下に「両端をつなぐ」または「端は開」という項目があります。
 これを使って「開曲線」を「閉曲線」に、あるいはその逆の変換を行うことができます。
 曲線を描くときに閉じ忘れたときは、この機能を使って修正してください。

曲線メニューの下から2番目に平滑方法という項目があり、「なし」、「補間」、「近似」から選択できます。

曲線と折れ線がつながったような形にすることもできます。
 平滑方法を補間または近似にしておき、角にしたい点を選択し、
 曲線メニューから平滑度を選びます。
 平滑度は通常1.0になっていますが、これを0に変更すればその点は角になります。
 中間的な値を指定することもできます。
 . {{attachment:kousei4.png}}