== 簡単な形状作成 ==
画面中央部の4つのビューに、ツールを使って部品を配置します。
=== ビュー ===
||前||左||
||上||カメラ||
4つのビューのうち3つは、前、左、上からまっすぐ見たときの表示になっています。
この3つのビューをうまく使い分けることで、部品の配置をスムーズに行うことができます。
右下のビューはカメラから見た状態を表しており、レンダリング画像に対応します。
=== 座標系 ===
{{attachment:zahyo1.gif}}
右手系です。
X軸が左右方向、Y軸が上下方向、Z軸が前後方向(+が手前)です。
=== ツール ===
14個のツールがあります。括弧のついたツールは今回は使いません。
||移動||<|7>{{attachment:tool.png}}||回転||
||拡大縮小||移動.回転.拡大||
||直方体を作成||球を作成||
||円柱を作成||(メッシュ)||
||(多角形)||曲線||
||(カメラ)||(ライト)||
||(視点の移動)||(視点の回転)||
ツールを選ぶと、その使い方が画面下に表示されます
=== 基本形状の作成 ===
直方体、球、円柱が作成できます。
ツールを選択後、いずれかのビュー内でドラッグすると、ドラッグした大きさの物体が作成されます。
円柱はどのビューでドラッグしたかで、向きが異なります。
=== 選択、削除、取り消し ===
すでに作成されている物体に対して何かの作業を行うためには、まずその物体を'''選択'''します。
選択するには移動ツール(いちばん左上のツール)を使います。
物体を'''削除'''するには、選択しておいてBackspaceキーを押します。
最初から配置されている2つの物体は、カメラとライトです。これらは削除しないこと。
作業を間違えたときは、Ctrlを押したままでZキーを押すと、直前の作業を'''取り消し'''て前の状態に戻せます。
=== 移動 ===
移動ツールで選択し、ドラッグすることで移動できます。
どのビューで作業するかにより、移動する方向は制限されます。3つのビューを使い分けましょう。
=== 拡大縮小 ===
拡大縮小したい部品を選択すると4隅と辺に8つの赤い点が表示されます。
拡大縮小ツールでこの点をつかんでドラッグすることで、拡大縮小が行えます。<
>
角の点をつかんだときと、辺の点をつかんだときで、機能が異なります。
3方向とも同じ比率で拡大縮小したいときは「Shift」キーを押したままでドラッグします。
「Ctrl」キーを押したままでドラッグすると中央を固定、普通は反対側を固定。
=== 回転 ===
使い方は拡大縮小と同じですが、どの点をつかむかで回転軸が決まるので注意しましょう。
{{attachment:kaiten.jpg}}
. 角の点をつかんだときは、見ている方向を回転軸として回転します。
. 左右の辺の点をつかんだときは、上下方向を回転軸として回転します。
. 上下の辺の点をつかんだときは、左右方向を回転軸として回転します。
=== 線を描く ===
'''曲線'''ツールで線をを描いて見ましょう。
曲線が通る点を順にクリックしていきます。<
>
{{attachment:kyokusen1.jpg}}
描き終わったら'''移動ツール'''を選びます。
表示が次のように変わります。<
>
{{attachment:kyokusen2.jpg}}
描いた曲線を修正したいときは'''右クリック'''し'''編集'''を選びます。<
>
曲線を編集するためのウインドウが開きます。
黒い点を移動することで編集ができます。
編集結果を有効にして終わるには'''OK'''を押します。<
>
{{attachment:kyokusen3.jpg}}
=== 太さを指定 ===
線には太さがありませんので、このままでは写真に写りません。
太さを指定して見えるようにしましょう。
移動ツールで選択した状態で、「ツール」メニューから「管...」を選びます。
{{attachment:tube.png}}
このようなウインドウが開くので、Tube Width の欄に太さを入力し「OK」をクリックします。
太さのある物体が新しく作られます。
線だけのものも残っています。
=== 演習 ===
ここまでの機能をつかって「動物」を作りましょう。
できたら保存しましょう。「ファイル」メニューの「別名で保存」です。