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=== 例題 ===
次の図で
haba を与えて、面積と周囲の長さを表示する関数 kao を作りなさい。
 . {{attachment:menseki13.png}}
プログラムのおよその形はこのようになりました。
3行目以下で計算し、変数 wa に面積を代入しています。
そのあとprint文を使って表示します。面積のみ示していますが、実際は他の表示も必要です。
値を返さないreturn文を使っています。値を返してもかまいません。
 {{{
 function kao ( haba ) {
     var ...
     ...
     wa = ...
     print ( '面積は', wa, 'です' );
     return;
 }
 }}}

'''面積の計算'''

面積を計算するには、四角や三角の部分に分けて部分ごとに面積を計算し合計します。
さらに2つの円の面積を計算して、これを引けば求まります。

関数の中でprintを行っているので、引数の値を変えて呼び出すことで結果が表示されます。
例えば
 {{{
 js> kao(9);
 幅 9 のとき
 面積は 111.80 です
 js> kao(10);
 幅 10 のとき
 面積は 125.66 です
 }}}
のようになります。

これらは正しく計算されているようですが、引数の値によっては正しく計算できない場合があります。

幅6のときを計算させてみると
 {{{
 js> kao(6)
 幅 6 のとき
 面積は 67.98 です
 }}}
と表示されますが、実際の形と比べてみると正しくないことが分ります。
 . {{attachment:menseki13b.png}}
円の半径が2ですから、幅が8より小さいときは範囲内に2つ並べることができず、はみ出してしまいます。
このような場合は、面積を求めることができません。

また幅が20より大きくなるとアゴの三角形ができなくなり、この場合も面積は求まりません。

計算が正しく行えないときは、そのことを表示するようにしましょう。

if文を使って
 . 条件 haba < 8 が成り立つときだけ '幅が小さすぎます' が表示される
ようにします。
 {{{
 function kao ( haba ) {
     var ...
     ...
     wa = ...
     print ( '面積は', wa, 'です' );
     if ( haba < 8 ) { print( '幅が小さすぎます' ); }
     return;
 }
 }}}
条件 haba < 8 が成り立つときだけ、print( '幅が小さすぎます' ); が実行されます。
条件 haba < 8 が成り立たないときは、print( '幅が小さすぎます' ); は実行されません。

したがって、habaの値が 6 のように8より小さいときにはprintが行われ、
habaの値が 10 のように8より大きいときにはprintは行われません。

実行するとこのようになります。
 {{{
 js> kao(6);
 幅 6 のとき
 面積は 67.98 です
 幅が小さすぎます
 js> kao(10);
 幅 10 のとき
 面積は 125.66 です
 }}}
実際には、幅が小さすぎるときや大きすぎるときには
面積がを表示しないようにするのがよい。

条件文

流れ図

プログラムは記述した順に実行されました。 次のようなプログラムがあったとします。

  •  文1
     文2
     文3

ここでは、文1~3は代入文かprint文だと考えてください。 このプログラムを実行すると、文1~3はこの順に実行されます。

実行の順序を図で表すと次のようになります。

  • jouken1.png

処理の流れ(実行順序)を表すための図を流れ図といいます。


条件文の書き方

いつも同じ処理をするだけでなく、場合によって処理内容を変えることができると、もっといろんなプログラムが書けます。

条件によって処理内容を変えるための、もっとも基本的な文が if文 です。

if文の書き方は

  • jouken2.png

です。

丸で囲まれたところはその通りに書きます。 条件のところには、数の比較などが書けます。 文のところには、代入文や print文などが書けます。

if文はしばしば数行を使って記述します。

例を示します。

  •  if ( tate > 20 ) {
         wa = tate + 10;
         sa = tate - 30;
     }

書き方と対応させて見ましょう。 丸で囲まれた部分に対応する if ( ) { } の位置を確認してください。

  • 条件に対応するのは tate > 20 だと分りますね。

  • に対応するのは wa=tate+10; と sa=tate-30; の2行です。


条件文の実行

if文の処理順序は次のようになります。

  • (1) 条件が成り立つか判定する
  • (2) 条件が成り立っているときだけ、{ } で挟まれた文を実行する。

条件が成り立たないときは、(2)では何も行われないことになります。

このようなプログラムがあったとします。

  •  文1
     文2
     if ( 条件 ) {
         文3
         文4
     }
     文5

このプログラムを流れ図であらわすと、次のようになります。 点線で囲んだ範囲が if文に対応する部分です。

  • jouken3.png

処理順序は

  • (1) 文1が実行されます。
  • (2) 文2が実行されます。
  • (3) 条件が成り立つか判定されます。
  • (4) 条件が成り立っているときだけ、文3、文4の順に実行されます。
  • (5) 文5が実行されます。

です。


条件

条件のところには、数値の比較などが記述できます。 他にも論理式を含め、いろいろな条件を記述できますが、この授業では2つの数値の比較のみを扱います。

数値とは、リテラルで表された数値、変数名が表す数値、それらを使った数式、関数などのことです。

2つの数値が、等しいか、等しくないか、大きいか、小さいかなどの比較ができます。

比較を表すには次の記号を使います。

  • 記号

    意味

    ==

    等しい

    !=

    等しくない

    >

    大きい

    >=

    大きいか等しい

    <

    小さい

    <=

    小さいか等しい

等しいことの判定にはイクオール2つ、等しくないことの判定には!とイクオールです。注意してください。

  • 意味

    maru == 12

    maruの値が12と等しい

    hidari < migi

    hidariがmigiより小さい

    x + y >= 30

    x+yの値が30より大きいか等しい


書き方の例

条件が成り立つときだけ実行される部分を、右にずらして書いています。 このように揃えて分りやすく書きましょう。

  •  if ( tate > 20 ) {
         wa = tate + 10;
         sa = tate - 30;
     }

print 文も使えます。

  •  if ( tate == 20 ) {
         wa = tate + 10;
         print( '縦が20です' );
     }

条件が成り立つときだけ実行される部分が1文だけのときは、このように書くこともあります。

  •  if ( tate <= 20 ) { wa = tate + 10; }

条件が成り立つときだけ実行される部分が1文だけのときは、括弧を省略することもできます。今回は使いません。

  •  if ( tate != 20 ) wa = tate + 10;


条件文の書き方(1)

if文の書き方は

  • jouken1.png

であり、処理の流れは図に示す通りです。 図では、いくつかの文をまとめて処理という箱で表しています。 条件が成り立つときだけ、処理の部分を実行します。

  • jouken5.png

この流れ図に対応するif文は次のように書きます。

  •  if ( 条件 ) {
         処理
         
     }


条件文の書き方(2)

条件が成り立つときとそうでないときで、別の処理をさせたいことがあります。 流れ図で示すような場合です。

  • jouken6.png

条件が成り立つときは処理1を行い、そうでないときは処理2を行います。

この流れ図に対応するif文は else を使って次のように書きます。

  •  if ( 条件 ) {
         処理1
     }
     else {
         処理2
     }

処理と書いた部分は、文がいくつか並んだものです。 { と } で挟まれた部分は、このように右にずらして書くと分りやすい。

elseを含むif文の構文図はこのようになります。

  • jouken4.png


条件文の書き方(3)

if文の中の処理の部分には、代入文やprint文だけでなく、if文を書くこともできます。 そうすることで、いくつもの場合に分けた処理を行うことができます。

多くの場合に分けるときは、次のように考えます。

  • jouken7.png

条件1が成り立つときは、処理1を行い、
そうではなくて(条件1が成り立たなくて)条件2が成り立つときは、処理2を行い、
そうではなくて(条件1も条件2も成り立たなくて)条件3が成り立つときは、処理3を行い、
そうではない(条件1も条件2も条件3も成り立たない)ときは、処理4を行う。

この流れ図に対応するif文は次のように書きます。

  •  if ( 条件1 ) {
         処理1
     }
     else if ( 条件2 ) {
         処理2
     }
     else if ( 条件3 ) {
         処理3
     }
     else {
         処理4
     }

if文と流れ図が対応していることを、確認してください。 最初の条件は if で、2番目以降の条件は else if で記述します。 最後は else です。


例題

次の図で haba を与えて、面積と周囲の長さを表示する関数 kao を作りなさい。

  • menseki13.png

プログラムのおよその形はこのようになりました。 3行目以下で計算し、変数 wa に面積を代入しています。 そのあとprint文を使って表示します。面積のみ示していますが、実際は他の表示も必要です。 値を返さないreturn文を使っています。値を返してもかまいません。

  •  function kao ( haba ) {
         var ...
         ...
         wa = ...
         print ( '面積は', wa, 'です' );
         return;
     }

面積の計算

面積を計算するには、四角や三角の部分に分けて部分ごとに面積を計算し合計します。 さらに2つの円の面積を計算して、これを引けば求まります。

関数の中でprintを行っているので、引数の値を変えて呼び出すことで結果が表示されます。 例えば

  •  js> kao(9);
     幅 9 のとき
     面積は 111.80 です
     js> kao(10);
     幅 10 のとき
     面積は 125.66 です

のようになります。

これらは正しく計算されているようですが、引数の値によっては正しく計算できない場合があります。

幅6のときを計算させてみると

  •  js> kao(6)
     幅 6 のとき
     面積は 67.98 です

と表示されますが、実際の形と比べてみると正しくないことが分ります。

  • menseki13b.png

円の半径が2ですから、幅が8より小さいときは範囲内に2つ並べることができず、はみ出してしまいます。 このような場合は、面積を求めることができません。

また幅が20より大きくなるとアゴの三角形ができなくなり、この場合も面積は求まりません。

計算が正しく行えないときは、そのことを表示するようにしましょう。

if文を使って

  • 条件 haba < 8 が成り立つときだけ '幅が小さすぎます' が表示される

ようにします。

  •  function kao ( haba ) {
         var ...
         ...
         wa = ...
         print ( '面積は', wa, 'です' );
         if ( haba < 8 ) { print( '幅が小さすぎます' ); }
         return;
     }

条件 haba < 8 が成り立つときだけ、print( '幅が小さすぎます' ); が実行されます。 条件 haba < 8 が成り立たないときは、print( '幅が小さすぎます' ); は実行されません。

したがって、habaの値が 6 のように8より小さいときにはprintが行われ、 habaの値が 10 のように8より大きいときにはprintは行われません。

実行するとこのようになります。

  •  js> kao(6);
     幅 6 のとき
     面積は 67.98 です
     幅が小さすぎます
     js> kao(10);
     幅 10 のとき
     面積は 125.66 です

実際には、幅が小さすぎるときや大きすぎるときには 面積がを表示しないようにするのがよい。

条件文 (最終更新日時 2010-02-19 06:19:21 更新者 masahiko)