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2009-02-14 05:58:38時点のリビジョン1
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編集者: masahiko
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2009-02-14 06:03:52時点のリビジョン2
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編集者: masahiko
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これまで物体を動かすには、いくつかのキーフレームでの位置を与えることで指定してきました。<<BR>>
動きを表す曲線を描いておき、 その曲線に沿って物体を動かすことができます。

作業手順は
 1. 動かしたい物体を作る
 1. 動きを表す曲線を描く
 1. 動きを設定する
の手順になります。
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=== 動きを表す曲線を描く ===

曲線を描くツールは3つありました。多角形、補間曲線、近似曲線です。
どれを使ってもかまいません。
描く曲線は開曲線、閉曲線のどちらでもかまいません。

作例では多角形ツールを用い、辺の数を6、形状を補間にして描きました。

曲線を描いた後、位置、大きさ、向きを調整しておきます。
曲線の編集画面で、個々の点の位置を修正して複雑な曲線にすることもできます。
編集時は「画面」メニューで「全体」を表示させるとよいでしょう。

 {{attachment:line1.png}}

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=== 動きを設定する ===

1)動かしたい物体と曲線の2つを選択します。動かす物体はどこにあってもかまいません。向きは調整しておくこと。

 {{attachment:line2.png}}

2)「アニメーション」メニューより「曲線からパスを設定」を選びます。

 {{attachment:line3.png}}

表示されたウインドウで項目の値を確認し、OKを押します。

必ずチェックすべき項目

 * 「物体」には動かしたい物体の名前が選択されていること。
 * 「曲線」には動きを表すために描いた曲線が選択されていること。
 * 「開始」 動きを開始するフレーム(秒)を入力します。
 * 「終了」 動きの終わるフレーム(秒)を入力します。

補助的な項目

 * 「向きは曲線に従う」 チェックがついていると進行方向により物体の向きが変わります。ついていない時は同じ向きのままです。
 * 「キーフレーム間隔」は「自動」「一定速度」「一定加速」から選択できます。
 * 「速度」は動きの時間から計算されることもあるし、入力することもできます。
 * 「終速」、「加速」は「一定加速」のときは入力が必要です。

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=== 補足 ===

曲線から動きを設定すると、動かす物体に Name 1 Position、Name 1 Rotationの2つのトラックが追加され、このトラックにいくつかのキーフレームが設定されます。
Nameの部分は物体の名前です。

<<Color(red:動きを設定した後で、動きを表す曲線を修正しても効果はありません。)>>

やりなおすときは上記2つのトラックを削除し、曲線からパスを設定の作業をもう一度行ってください。

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=== 課題 ===

商品紹介のアニメーションを作りましょう。

中央に商品を配置した後、簡単な形状の物体を追加し、曲線にそった動きをつけてみなさい。

物体の形状は前後左右の違いが分る程度のものにし、曲線の向きによって物体の向きも変わることを確認すること。

同様の方法で「ライト」にも動きをつけることができます。
スポットライトや点光源を動かすと面白い表現ができます。

曲線に沿った動き

これまで物体を動かすには、いくつかのキーフレームでの位置を与えることで指定してきました。
動きを表す曲線を描いておき、 その曲線に沿って物体を動かすことができます。

作業手順は

  1. 動かしたい物体を作る
  2. 動きを表す曲線を描く
  3. 動きを設定する

の手順になります。


動きを表す曲線を描く

曲線を描くツールは3つありました。多角形、補間曲線、近似曲線です。 どれを使ってもかまいません。 描く曲線は開曲線、閉曲線のどちらでもかまいません。

作例では多角形ツールを用い、辺の数を6、形状を補間にして描きました。

曲線を描いた後、位置、大きさ、向きを調整しておきます。 曲線の編集画面で、個々の点の位置を修正して複雑な曲線にすることもできます。 編集時は「画面」メニューで「全体」を表示させるとよいでしょう。

  • line1.png


動きを設定する

1)動かしたい物体と曲線の2つを選択します。動かす物体はどこにあってもかまいません。向きは調整しておくこと。

  • line2.png

2)「アニメーション」メニューより「曲線からパスを設定」を選びます。

  • line3.png

表示されたウインドウで項目の値を確認し、OKを押します。

必ずチェックすべき項目

  • 「物体」には動かしたい物体の名前が選択されていること。
  • 「曲線」には動きを表すために描いた曲線が選択されていること。
  • 「開始」 動きを開始するフレーム(秒)を入力します。
  • 「終了」 動きの終わるフレーム(秒)を入力します。

補助的な項目

  • 「向きは曲線に従う」 チェックがついていると進行方向により物体の向きが変わります。ついていない時は同じ向きのままです。
  • 「キーフレーム間隔」は「自動」「一定速度」「一定加速」から選択できます。
  • 「速度」は動きの時間から計算されることもあるし、入力することもできます。
  • 「終速」、「加速」は「一定加速」のときは入力が必要です。


補足

曲線から動きを設定すると、動かす物体に Name 1 Position、Name 1 Rotationの2つのトラックが追加され、このトラックにいくつかのキーフレームが設定されます。 Nameの部分は物体の名前です。

動きを設定した後で、動きを表す曲線を修正しても効果はありません。

やりなおすときは上記2つのトラックを削除し、曲線からパスを設定の作業をもう一度行ってください。


課題

商品紹介のアニメーションを作りましょう。

中央に商品を配置した後、簡単な形状の物体を追加し、曲線にそった動きをつけてみなさい。

物体の形状は前後左右の違いが分る程度のものにし、曲線の向きによって物体の向きも変わることを確認すること。

同様の方法で「ライト」にも動きをつけることができます。 スポットライトや点光源を動かすと面白い表現ができます。

曲線に沿った動き (最終更新日時 2009-02-14 06:03:52 更新者 masahiko)