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location: "家のペーパークラフト(2)"の差分
5と21のリビジョン間の差分 (その間の編集: 16回)
2015-11-26 07:46:29時点のリビジョン5
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編集者: masahiko
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2015-12-22 06:48:05時点のリビジョン21
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編集者: masahiko
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#acl All:
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条件は 家の形は
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 1. 着色、玄関や窓などを書き込む
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 1. 着色、玄関や窓などを書き込む
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 . 先に決めた、平面図の形に合わせて作成します。
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壁の作図は[[家のペーパークラフト(1)]]で説明しています。 概要を[[家のペーパークラフト]]で確認し、平面図を決めてから始めましょう。

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平面図がこの形の場合を例として説明しています。
 . {{attachment:ie01.png}}
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屋根は壁から軒下の長さだけ出ている形にします。
茶色で示した部分が軒下です。

 . 壁は茶色の部分の内側につきます
 . 屋根は茶色も部分の外側につきます

 . {{attachment:ie24.png}}

角の部分に注目すると、
同じ大きさの正方形の分だけ外側になっています。
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どの方向にも同じだけ出ているようにするため、
正方形を1つ描き、それをコピーしてそれぞれの角にスナップで配置します。
正方形を1つ描きます。
正方形はctrlを押しながら
縦横の長さが等しくなるように描くこと。

それをコピーしてそれぞれの角にスナップで配置します。
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次に、配置した正方形の外側に沿った形を描きます。 次に、配置した正方形の外側に沿った形をペンツールで描きます。
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=== でっぱり部分 ===

組み立て時に必要になるでっぱり部分を、作図しておきます。
 . {{attachment:ie24.png}}

先に配置した正方形をパスに変換し、
2つの角を反対の端に移動してスナップすれば簡単にできます。

横方向のパーツ
 . {{attachment:ie25.png}}

縦方向のパーツ
 . {{attachment:ie26.png}}
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=== 屋根の面を描く ===

屋根を構成する面は、上で作図した交点や角を通る多角形です。

交点や頂点にスナップするように指定し、
ペンツールで順にクリックして作図します。

左右の三角形のパーツを作図しました。
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手前側の2つのパーツは、このように描けます。
行 80: 行 93:

残りのパーツを描きました。
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=== 立体化 ===

屋根(のパーツ1つ)を真横から見た形を示します。

 . 左端が屋根の端
 . 右側が屋根のてっぺん
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屋根の部品は斜めの部分 b の長さに合わせて作成する必要があります。

真上から見た形を作図したので、対応する部分の長さは a になっています。

屋根の部品をこの方向に a対b の比率で拡大して作ります。

作例では 120% 拡大としました。
他の値でもよいが、一定にすること。
拡大率を大きくするととんがり屋根になります。

数値で指定して拡大縮小するには
 . 「オブジェクト」メニューから「変形」を選び
 . そのなかの「拡大縮小」タブを使います
行 83: 行 122:

前後方向に流れる部分が3つあります。
行 84: 行 126:

この部品は
 . 幅 100%
 . 高さ 120%
で拡大します。
行 85: 行 133:

この部品に対応する軒下を作ります。

先に使った正方形をコピーし、パスに変換し、
2つの角を反対の端に移動してスナップして作ります。

 . {{attachment:ie25.png}}

対応する位置に配置します。
行 86: 行 144:

この3つの部品は左右方向に流れる部分です。
行 87: 行 147:

この部品は
 . 幅 120%
 . 高さ 100%
で拡大します。
行 88: 行 154:

同様に軒下を作り

 . {{attachment:ie26.png}}

対応する位置に配置します。
行 89: 行 162:

屋根の部品ができました。

家のペーパークラフト(2)

家のペーパークラフトを作ります。

家の形は

  • 1階建て
  • 平面図は長方形が2つつながった形
  • 屋根は寄棟

全体の手順は

  1. 平面図の形を描く
  2. 壁を作図する
  3. 屋根のパーツを作図する
  4. 着色、玄関や窓などを書き込む
  5. サイズを決め、用紙に配置する

このページでは、屋根のパーツの作図を説明しています。

  • 先に決めた、平面図の形に合わせて作成します。

概要を家のペーパークラフトで確認し、平面図を決めてから始めましょう。


平面図がこの形の場合を例として説明しています。

  • ie01.png


屋根の外形

屋根は壁から軒下の長さだけ出ている形にします。 茶色で示した部分が軒下です。

  • 壁は茶色の部分の内側につきます
  • 屋根は茶色も部分の外側につきます
  • ie24.png

角の部分に注目すると、 同じ大きさの正方形の分だけ外側になっています。 屋根の端は壁より少し外側になります。

  • ie20.png

正方形を1つ描きます。 正方形はctrlを押しながら、縦横の長さが等しくなるように描くこと。

それをコピーしてそれぞれの角にスナップで配置します。

  • ie21.png

次に、配置した正方形の外側に沿った形をペンツールで描きます。 スナップをつかって角をつなぐように描きます。

  • ie22.png

これが屋根全体を上からみた形です。

  • ie23.png


屋根を面に分ける

屋根はいくつかの面が組み合わされてできています。 まず、真上から見た形の作図をします。

屋根の形のそれぞれの角から45度の線を引きます。

ペンツールでctrlキーを押しながらクリックすると45度の線が描けます。 角に合わせるにはスナップを使います。

この例では6つ角があるので、6本描きました。 長さは他の線と交わる程度でよい。

  • ie27.png

斜めの線どうしの交点をみつけ、そこから水平線を引きます。 (家の形によっては垂直線を描く場合もあります)

水平線もペンツールでctrlキーを押しながらクリックです。

交点にスナップするように指定して行います。

  • ie28.png


屋根の面を描く

屋根を構成する面は、上で作図した交点や角を通る多角形です。

交点や頂点にスナップするように指定し、 ペンツールで順にクリックして作図します。

左右の三角形のパーツを作図しました。

  • ie29.png

手前側の2つのパーツは、このように描けます。

  • ie30.png

残りのパーツを描きました。

  • ie31.png


立体化

屋根(のパーツ1つ)を真横から見た形を示します。

  • 左端が屋根の端
  • 右側が屋根のてっぺん
  • ie32.png

屋根の部品は斜めの部分 b の長さに合わせて作成する必要があります。

真上から見た形を作図したので、対応する部分の長さは a になっています。

屋根の部品をこの方向に a対b の比率で拡大して作ります。

作例では 120% 拡大としました。 他の値でもよいが、一定にすること。 拡大率を大きくするととんがり屋根になります。

数値で指定して拡大縮小するには

  • 「オブジェクト」メニューから「変形」を選び
  • そのなかの「拡大縮小」タブを使います
  • ie33.png

前後方向に流れる部分が3つあります。

  • ie34.png

この部品は

  • 幅 100%
  • 高さ 120%

で拡大します。

  • ie35.png

この部品に対応する軒下を作ります。

先に使った正方形をコピーし、パスに変換し、 2つの角を反対の端に移動してスナップして作ります。

  • ie25.png

対応する位置に配置します。

  • ie36.png

この3つの部品は左右方向に流れる部分です。

  • ie37.png

この部品は

  • 幅 120%
  • 高さ 100%

で拡大します。

  • ie38.png

同様に軒下を作り

  • ie26.png

対応する位置に配置します。

  • ie39.png

屋根の部品ができました。

家のペーパークラフト(2) (最終更新日時 2015-12-22 06:48:05 更新者 masahiko)