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2009-09-21 12:02:40時点のリビジョン24

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基本データ型

Javaのデータはプリミティブとオブジェクトの2種類に大きく分けられます。

プリミティブ

オブジェクト

プリミティブ以外のデータはすべてオブジェクトです。


変数

変数を使うには、その型と名前を宣言しなければならない。

型は基本型または配列またはクラスである。

変数の値

変数は値を保持することができる。 ただし、プリミティブとオブジェクトで保持のされ方が異なる。

プリミティブの値は、変数の対応する場所に直接保持されます。 変数の場所を四角で表すと図のようになる。

   1 double suu;
   2 suu = 103.75;

次の図は変数suuが値103.75を保持していることを表している。

オブジェクトの場合データは別の場所に作られ、変数はオブジェクトを参照する。 実際の値はオブジェクト内にある。


Cとの違い

  1. 基本データ型のバイト数は処理系によらず決まっています。
  2. 数値の型変換
    • 計算式の中で型が混在した場合、 byte → short → int → long → float → double の方向にのみ変換が行われます。
  3.  int i;
     i = 1.25 * 3 * 4;
  4. 代入文の右辺に 1.25 があるため 3 や 4 は double に変換して計算されます。
  5. その後 int に変換して i に代入しようとしています。
  6. Cではこれで動作しますが、Javaではエラーとなります。
  7. charは16ビットです。
  8. booleanと整数の相互変換はできません。次のような書き方も間違いです。
     int k;
     ...
     while ( k ) {
       ...
     }