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2009-09-19 12:08:30時点のリビジョン26
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編集者: masahiko
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2010-09-17 01:48:32時点のリビジョン27
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編集者: masahiko
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 . ファイル名はクラス名の後に .java をつけたものにすること。  . ファイル名はクラス名の後に '''.java''' をつけたものにすること。
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 . Windows上でコンパイルし実行する、Linux上コンパイルして実行するのはあたりまえ。  . コンパイルしたのと同じOS上で実行でるのはあたりまえ。
行 50: 行 50:
 . MacOSや他の多くのプラットフォーム上にも用意されています。
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  * Windowsでの標準の文字コードはSJISです。
  * 演習用サーバ(Linux)での標準の文字コードはUTF-8です。
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 * 指定ドライブにフォルダを作成し、そのフォルダ内にここで使う.javaファイルや.classファイルなどを置きましょう。
 * フォルダ名は直接入力で入力できる文字で付けること。
 * 上の使い方の説明で>の記号はプロンプトを表しています。実際にはドライブ名、フォルダ名などが表示されます。
 * この授業用のフォルダ(ディレクトリ)を作成し、そのフォルダ(ディレクトリ)内にここで使う.javaファイルや.classファイルなどを置きましょう。
 * Windowsを使う場合、フォルダ名は直接入力で入力できる文字で付けること。
 * 上の使い方の説明で>の記号はプロンプトを表しています。
  . Windowsで
はドライブ名、フォルダ名に続いて > が表示されます。
  . Linuxではディレクトリ名に続いて $ が表示されます。
行 96: 行 100:
コンパイルと実行の手順 コンパイルと実行の例
 . Linuxの場合
 {{{
 [name@linux ~]$ cd proa
 [name@linux proa]$ javac Sample.java
 [name@linux proa]$ java Sample
 }}}
行 98: 行 108:
 1. コマンドプロンプトを起動する。
 1. 指定フォルダフォルダに移動する。
 1. コンパイルする。
 1. 実行する。
 . Windowsの場合
行 104: 行 110:
 z:\> cd proA
 z:\proA> javac Sample.java
 z:\proA> java Sample
 z:\> cd proa
 z:\proa> javac Sample.java
 z:\proa> java Sample

処理系の使い方

ソースプログラム

  • ソースプログラムはエディタを使って作成します。
  • ファイル名のつけ方に決まりがあります。

  • Javaプログラムはクラスを定義するものです。
       1  public class Lesson1 {
       2         public static void main(String[] args) {
       3                 ...
       4                 ...
       5         }
       6  }
    
  • この例は Lesson1 というクラスを定義しています。
  • クラス名の1文字目は大文字でつけます。

  • ファイル名はクラス名の後に .java をつけたものにすること。

  • クラス名が Lesson1 のときファイル名は Lesson1.java になります。


コンパイル

  • ソースプログラムをコンパイルし、バイトコードを作成するには次のコマンドを使います。
     > javac Filename.java
  • ソースプログラム Filename.java がコンパイルされクラスファイル Filename.class が作られます。
  • java11.png


実行

  • 実行は仮想機械(JVM)上で行います。
  • コマンド
     > java クラス名
  • を入力するとJVM上で、指定クラスのmainメソッドが実行されます。
  • java12.png

  • Lesson1.java をコンパイルしてできた Lesson1.class (内のmain)を実行するには
     > java Lesson1
  • と入力します。


別の環境(OS)で利用する

実行

  • 実行したいOS上にJVMが存在すれば、クラスファイルをコピーするだけで、修正なく同様に実行できます。
  • コンパイルしたのと同じOS上で実行できるのはあたりまえ。
  • Windows上でコンパイルしてLinux上で実行することも可能です。
  • Linux上でコンパイルしてWindows上で実行することも可能です。
  • MacOSや他の多くのプラットフォーム上にも用意されています。

コンパイル

  • 別のOS上で作成されたソースプログラムをコンパイルするときは文字コードの扱いに注意が必要です。
  • OSの標準とは異なる文字コードで記述されたプログラムをコンパイルするときは -encoding オプションで文字コードを指定します。
  • SJISで記述したプログラムを別のOS上でコンパイルするときには
     > javac -encoding SJIS filename.java
  • のようにします。
    • Windowsでの標準の文字コードはSJISです。
    • 演習用サーバ(Linux)での標準の文字コードはUTF-8です。


コマンドオプション

  • javac java どちらのコマンドにもオプションを指定することができます。
  • 使えるオプションは
     > javac -help
     > java -help
  • で調べられます。
  • バージョンを調べるには
     > javac -version
     > java -version
  • とします。


Javaのバージョン

  • Javaのバージョンと処理系のバージョン表記に違いがあるので注意してください。

    Javaのバージョン

    処理系のバージョン

    Java

    Java 1.02

    Java 1.1

    Java2

    Java 1.2

    Java 1.3

    Java 1.4

    Java5

    Java 1.5

    Java 1.6


実習室での注意

  • この授業用のフォルダ(ディレクトリ)を作成し、そのフォルダ(ディレクトリ)内にここで使う.javaファイルや.classファイルなどを置きましょう。
  • Windowsを使う場合、フォルダ名は直接入力で入力できる文字で付けること。
  • 上の使い方の説明で>の記号はプロンプトを表しています。
    • Windowsではドライブ名、フォルダ名に続いて > が表示されます。

    • Linuxではディレクトリ名に続いて $ が表示されます。

コンパイルと実行の例

  • Linuxの場合
     [name@linux ~]$ cd proa
     [name@linux proa]$ javac Sample.java
     [name@linux proa]$ java Sample
  • Windowsの場合
     z:\> cd proa
     z:\proa> javac Sample.java
     z:\proa> java Sample

処理系の使い方 (最終更新日時 2011-09-16 01:04:44 更新者 masahiko)