== 下絵を使って描く == これまでの復習とレイヤーの使い方の学習です。 必ず次の順に行います。 1. 画像データのダウンロード 1. レイヤーの名前を変更する 1. 下絵を配置する 1. 下絵をロックし表示を薄くする 1. トレース作業用のレイヤーを準備する 必ず順番に行い、確認を受けてください。 ここまでできたら、いったん保存しトレースの作業に進みます。 トレースのしかたは別のページで説明しています。 ---- === 画像データのダウンロード === e-ラーニング内の指示にしたがってください。 保存場所はグラフィックスで作成したデータを保存しているところと同じです。 ---- === レイヤーの名前を変更する === inkscape を起動します。 . 新規ドキュメントで、なにも描かれていない状態からはじめます。 レイヤーウインドウを表示します。 . 「レイヤー」メニューの一番下の「レイヤー...」を選びます。 . レイヤーをあつかうためのウインドウが表示されます。 レイヤーの名前を変更します。 . 現在あるレイヤー名の部分をダブルクリックします。 . {{attachment:layer51.png}} . 名前を「下絵」に変更します。 . {{attachment:layer52.png}} ---- === 下絵を配置する === '''下絵レイヤー'''が選択されていて、編集可能な(鍵が開いている)状態であることを確認します。 「ファイル」メニューより「インポート」を選び、先にダウンロードした画像ファイルを選択し、開くボタンを押します。 ビットマップ画像のインポートの質問が表示されます。 . 画像のインポート形式 . 埋め込み ... 他の環境でも作業したい人はこちら . リンク ...  パソコン室でだけ作業するひとはこちら . 画像DPI . ファイルから . デフォルトのインポート解像度 ... 今回はこちら どちらかを選んでOKを押します。 画像を用紙の中央あたりに配置します。'''大きさはそのまま'''にします。 ---- === 下絵をロックし表示を薄くする === 下絵レイヤーを編集不可にします。 . 鍵の絵をクリックし、鍵が閉まっている状態にする。 . 配置した画像が動かせなくなります。 . {{attachment:layer53.png}} 下絵レイヤーの不透明度を少し下げておきます。 . 不透明度を下げておくと以下で行うトレース作業が楽になります。 . 50%前後で調整してみてください。 . 後でも変更できます。 ---- === トレース作業用のレイヤーを準備する === レイヤーを追加します。 . レイヤーウインドウで「+」ボタンを押します。 . {{attachment:layer54.png}} . レイヤー名は「顔」にします。 . 位置はそのままでよい。 . 追加ボタンを押します。 . {{attachment:layer55.png}} このような状態になります。 . {{attachment:layer56.png}} ---- === 確認と保存 === 確認 * レイヤーは上から順に「顔」、「下絵」になっている。 * 顔レイヤーが選択されている。 * 顔レイヤーは鍵が開いている。 * 下絵レイヤーは鍵が閉まっている。 * 画像が薄く表示され、画像は移動できない。 確認できたら「名前をつけて保存」します。