== レイヤーの機能(まとめ) == イヤーに分けて描き、各レイヤーごとに * 表示・非表示 * 編集可・不可 などを指定することができます。 '''表示・非表示''' . 目の形のアイコンを用いて行います。 '''編集可・不可''' . 鍵の形のアイコンを用いて行います。 レイヤーの'''重なり順'''や、各レイヤーの'''透過度'''の変更もできます。 現在作業中のレイヤーがどれかは、レイヤーウインドウまたは画面下部の表示で確認できます。 <> 複数のレイヤーが編集可の場合、部品を選択すると'''選択した部品が属しているレイヤー'''が現在のレイヤーに変わります。 ---- === レイヤーウインドウを使った作業 === レイヤーの選択、表示・非表示、編集可・不可の切り替えの他、 * レイヤーの追加 * レイヤーの重なり順の修正 などが行えます。 レイヤー名の並びの下にあるボタンは左から順に、 * 「レイヤーの追加」 * 「最前面に移動」 * 「1つ前面に移動」 * 「1つ背面に移動」 * 「最背面に移動」 * 「レイヤーの削除」 です。 不透明度( Opacity )は選択しているレイヤーの透過度を表しています。 100% が不透明、 0% は透明、中間の値だと半透明になります。 赤矢印で示した部分をドラッグして、 レイヤー名の表示領域を広げることができます。 . {{attachment:layer2.png}} レイヤー名の上で「右クリック」すると次のメニューが現れ、レイヤー名の変更などを行うことができます。 . {{attachment:layer63.png}} '''新規レイヤー'''を選ぶと次のようなウインドウが現れ、新しいレイヤー名を入力して「追加」をクリックすることで新しいレイヤーが作られます。 このとき、位置を指定して * 「現在レイヤーの前面側」に作るか * 「現在レイヤーの背面側」に作るか を指定できます。 「現在レイヤーのサブレイヤー」を選ぶと現在のレイヤーに含まれる、レイヤーの中のレイヤーが作られます。(この機能は使いにくいものになっています。サブレイヤーは使わないでください。) . {{attachment:layer62.png}} ---- === 画面下部のレイヤー名表示部分を使った作業 === 画面下部には現在選択しているレイヤー名が表示されています。 その左に目のマークと鍵のマークがあり、これをクリックすることで表示・非表示、編集可・不可を切り替えることができます。 レイヤー名の部分をクリックして、別のレイヤーを選択することもできます。 . {{attachment:layer61.png}} レイヤー名の前に・があるのが現在のレイヤー、[ ]が付いているのは編集不可のレイヤーです。 非表示のレイヤーはレイヤー名が薄い色で表示されます。 ---- === レイヤーメニューを使った作業 === レイヤーウインドウでの操作と同じことがメニューからも行えます。 メニューには次のものがあります。 * 新規レイヤー * レイヤー名を変更 * 前面のレイヤーに切り替え * 背面のレイヤーに切り替え * 選択オブジェクトを前面のレイヤーに移動 <> * 選択オブジェクトを背面のレイヤーに移動 <> * レイヤーを前面へ * レイヤーを背面へ * レイヤーを最前面へ * レイヤーを最背面へ * 現在レイヤーを削除 * レイヤー... 一番下の レイヤー(Layers)... はレイヤーウインドウを表示するためのメニューです。 メニューからしか行えない機能で、 <>の2つは重要です。 ---- === 注意と補足 === 次のような症状が発生したときは、それぞれ場合に応じた修正方法があります。 1)画面下部レイヤー名の表示に root と表示される . レイヤーを全部削除してしまうとこの表示になります。 . レイヤーを作ってから作業をしてください。 2)どのレイヤーにも属していない部品がある . 1)の状況のままで作業した場合に起こることがあります。 . 該当する部品を選択し、'''切り取り'''と'''貼り付け'''を行ってどれかのレイヤーに入れることで修正します。 3)サブレイヤーを作ってしまった . そのレイヤーに何も描かれていないのなら、該当レイヤーを削除してください。 . サブレイヤーを普通のレイヤーにする必要があるときには xml editor を使って行います。 . 部品を選択し、'''切り取り'''と'''貼り付け'''を行ってどれかのレイヤーに入れることでも修正できます。